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「囲碁界で一番熱い日」名人戦挑戦者は一力遼棋聖 小ネタ紹介

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
名人挑戦が決まり、囲み取材に応じる一力遼棋聖=2024年7月、筆者撮影

芝野虎丸名人への挑戦者を決める「第49期名人戦挑戦者決定リーグ戦」の最終ラウンド一斉対局が7月22日にあり、一力遼棋聖がリーグ全勝で挑戦権を獲得しました。
今期リーグのちょっとした珍しい記録など小ネタを紹介したいと思います。

最終ラウンドの対局前で、リーグ落ちの4人が決まっていたので、最終戦は、挑戦者の行方のみ注目されました。一力棋聖が負けて余正麒八段が勝てば、プレーオフに持ち込まれることになります。

結果は、一力棋聖も余八段も勝ち。一力棋聖の3年ぶりの名人挑戦が決定しました。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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