【失敗を回避!】柑橘の品種が多すぎるのでそれぞれの特徴を図で簡単に説明
この時期の柑橘って種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからないですよね。
1袋にたくさん入っているし、失敗したら全部食べないといけなかったりするので大変です。
そこで今回は八百屋歴10年の青髪のテツが「12種類の柑橘の品種について」紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで、お店に並んでいる柑橘が「甘いのか」「酸っぱいのか」「タネはあるのか」「皮は手で剥けるのか」といった特徴がわかるようになります。
柑橘の品種別特徴12選
※甘味と酸味を表す☆の数は私個人の主観です。
「せとか」は今大人気な品種で、とにかく濃厚な甘さを楽しみたい方にむきます。
個人的にも一押しの品種で「せとかについてさらに詳しく書いた記事」もあるのでこちらも気になる方は読んでみてください。
「はるみ」はみかんのように手でむくことができる品種で、晩成種のみかんよりは味が濃いので、この時期もみかんを食べたいという方に向く品種です。
「麗江」は「はまさき」というブランド名でも販売されている品種で「せとか」と同じ品種を交配して生まれた品種です。果汁が多くジューシーで手で皮が剥けます。とてもおいしい品種なのでこちらも甘い柑橘が食べたい方におすすめです。
「文旦」は爽やかな酸味とほどよい甘味を楽しむ品種で、後味にほのかな苦味もあります。八朔や甘夏のように強い酸味や苦味はないので、それらの品種が苦手な方にもおすすめしやすい品種です。
「甘夏」は甘味よりも、酸味や苦味が強い柑橘で、甘すぎる果物が苦手という方におすすめの爽やか系の品種です。皮は厚いので手でむくのは大変です。
「河内晩柑」は、ジューシーオレンジ、ジューシーフルーツなど様々な名前があり、地域によって呼び方が異なる品種です。「和製グレープフルーツ」と呼ばれたりもしますが、グレープフルーツほどの苦味はなく、酸味も穏やかでほのかな甘味があるため比較的食べやすい品種です。
「清見オレンジ」は日本版のオレンジといった感じで、オレンジのような香りがあり、果汁も多いです。オレンジと同じように手で皮はむけず、包丁でカットする方法がおすすめです。「せとか」や「麗江」「はるみ」など優秀な品種の親としても有名です。
「八朔」は酸味と苦味が強く「甘夏」と同じように甘すぎる果物が苦手という方におすすめの爽やか系の品種です。皮は厚いので手でむくのは大変です。
「紅まどんな」の旬は12月前後なので、ここで紹介するのも迷いましたが、非常に味がよく、ゼリーのような食感でおすすめの品種なので紹介しました。気になる方は来年機会があれば試してみてください。
「にじゅうまる」はまだまだ認知度が低い最近品種登録された品種です。とにかく甘味が強く酸味が少ないので、お子様でも食べやすい品種だと思います。果汁もジューシーで手で皮が剥けて種無しと全てが揃っている最高の柑橘です。
「はるか」は種がありますが、上品な甘さで酸味が全くないことから「甘くて最高においしい」という方と「柑橘っぽくなくて何を食べてるかわからないから好きじゃない」という方に分かれます。個人的にはかなり好きな品種です。
「不知火」は「デコポン」というブランドでも流通しています。甘味と酸味のバランスがよく、大人気な品種なので、最近ではどこのスーパーでも出回っています。
柑橘の品種別特徴12選
今の時期出回る柑橘は本当に種類が多いので、逆に手が出ずらく、いつも同じものを買ってしまっている方も多いと思います。
この記事をきっかけに別の種類も試してみようとなる方が増えると嬉しいです。