「高さ」を使い分ける
人が取り出しやすいと感じる高さはだいたい腰から目線の高さ。引き出しであれば腰から胸くらいの高さと言われています。そして取り出しやすい高さに毎日使うものやよく使うものを収納すると、準備がしやすく片付けやすいのです。そのポイントを意識しながら我が家ではさらに使う棚の用途や人物によって取り出しやすいよう収納場所を変えるようにしているのでご紹介します。
1.子供がメインのお支度棚
こちらは毎日、子供が学校や幼稚園の準備をし帰宅後は片付けや次の日の準備をするので子供達の使いやすい棚の高さに収納しています。
子供のお支度棚と一括りにしても、小学校3年生の長女と幼稚園年少の三女では身長やできることも違うので棚の中でもさらに高さを変えて使用しています。
2.大人のワークスペース
我が家は夫もテレワークの日もあるため一室をコワーキングスペースとして使っています。その際に仕事の書類やパソコンを置く、棚を使っているのですがこの棚を使う時は椅子に座りながら書類やパソコンをとることが多いため、椅子に座った状態で取りやすい高さを意識しながら収納を考えました。
3.冷蔵庫収納も
「棚」ではないのですが、冷蔵庫収納もそれをよく取ることが多い人の取り出しやすい高さに合わせて収納しています。
例えば、朝ごはんで登場することの多いパンを食べる際に使用するジャムやバターなどを一つのグループに収納しているパンセットやご飯のおともをまとめているご飯セット。そして納豆や豆腐これらは子供達が自分で取り出せるように冷蔵庫の下の方に置いています。そうすることで忙しい朝も子供達が自分自身で朝ごはんの準備を手伝ってくれるのでとても助かっています。
そして作り置きや残り物のお鍋を収納する場所は大人が取り出しやすい高さに収納。
同じ「冷蔵庫」という空間であってもそれを最も使う人の取り出しやすい高さに収納することでみんなが快適に暮らせるのです。
皆さんも家の収納の「高さ」チェックしてみてくださいね。