3月最後のきょう（31日）は東京都心で28.1度まで上がり、3月としては最も気温が高くなりました。

　今年はうるう年なので、いつもならばきょうは4月1日ですが、4月全体の記録と比べても過去5番目の高温で、予想していた以上に気温が上がった印象です。

　また、最高気温が25度以上の夏日となったのは今年初で、平年より22日早いです。

　早い夏の訪れに、身体がついていけない感じですが、4月も全国的に暖かい空気に覆われる可能性が高く、気温が平年より高くなる確率は沖縄から東北地方までの広い範囲で70％となっています。

4月は雨も多い？

　季節先取りの天気は暑さだけではありません。暖かい空気は雨の元となる湿り気も運んでくるため、天気が崩れやすいです。

　4月は例年以上に低気圧や前線の影響を受けやすいとみられ、西日本や沖縄・奄美を中心にくもりや雨の日が多くなるでしょう。

　一方、北海道は高気圧に覆われるため、いつもの4月と比べ晴れやすい見込みです。

新年度はぐずつく空模様

　新年度は月曜日から始まり、慣れない職場や生活で、いつもよりも長く感じられる一週間となりそうです。

　3日（水）から4日（木）は全国的に天気が崩れ、西日本では雨が強く降る可能性があります。

　その後の天気ですが、東京では6日（土）は晴れるものの、7日（日）はまた雨になる予想です。さらにその先もくもりや雨のぐずついた天気が予想されています。

【参考資料】

気象庁：1か月予報（3/30～4/29）、2024年3月28日発表

気象庁：週間天気予報解説資料、2024年3月31日