人生に悩んでいる人へ。トーマス・カーライルの名言「目標がない人は…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はトーマス・カーライルの名言をご紹介します。トーマス・カーライル(1795~1881年)は19世紀イギリスの歴史家・評論家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいトーマス・カーライルの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。トーマス・カーライルの名言「目標がない人は…」英語&和訳(偉人の言葉)
「目標のない人とは、舵のない船のようなものである」
トーマス・カーライル(イギリスの歴史家・評論家)
視野を広げることは大切ですよね。
自動車の教習所に通っていたときのことなのですが、最初運転するのがとても怖かったのですね。
教習所のコースで練習しますよね。怖くてスピードが出せなかったのですね。その時、男性の教官の方だったのですが、「遠くを見て運転しなさい」と言われたのですね。近くではなく遠くを見なさいと。
人は見えないものを恐れますよね。いつもいる部屋でも突然停電になって真っ暗になったら怖いですよね。
遠くを見るということは視野を広げるということなのではないかなと。見えないものを見えるようにする。
それを意識して運転してみると、不思議と恐怖心が消えたのですよね。
未来は見えませんよね。病気になったらどうしよう。仕事をクビになったらどうしよう。そういった不安も未来が見えないところから生じるのではないかなと。
例えば、英語を勉強している。なかなか上達しない。本当に英語を勉強していて意味があるのだろうか。時間の無駄なのではないか。
そこで過去に学ぶことはできると思うのですね。
「でも2年前に比べれば、確実に上達しているよな」と。1カ月前、2カ月前と比べればあまり上達していないのかもしれない。ただ、勉強を続けて、また2年後3年後それまでの努力を振り返れば、きっと自分の上達を実感できるはずだ。
将来が不安なとき今までの自分の人生を振り返ってみる。これまではどうだったのか。そこに未来への答えも隠されていることがある。
人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はトーマス・カーライルの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「人生・生きがい」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「人生」や「生きがい」に関する世界の偉人たちの名言を60句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英文の作り方・組み立て方のコツ】英語の名詞・動詞・形容詞の順番』(外部リンク)という記事では、英語で文章を作るための基礎知識について解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「人生とは自転車のようなもの。倒れないためには走り続けなければならない」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く」
ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」
セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!