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【クリスマス】フライドポテトは、男爵・メークインどっちがおすすめ?カリッと仕上げる裏ワザも!

ぱるとよ料理研究家

12月も半ばに差し掛かってきました。

街はすっかりクリスマスムード!

クリスマスのメニューは決まりましたか?

メインディッシュはフライドチキンで、フライドポテトやローストビーフ、サラダ、スープなどクリスマスメニューを作られるご家庭も多いのではないでしょうか?

さて今回はみんな大好きフライドポテトにフォーカスします。

フライドポテトを家で作ると、べちゃっとなって綺麗に揚げられない、冷めると水っぽい、など悩みをよく聞きます。

そこで今回はフライドポテトを作るときにオススメの品種を解説します。

くし切りのフライドポテトには「男爵」がオススメ!

男爵いもはゴツゴツした表面で、でんぷん質が多いので、加熱するとホクホクします。

その分、煮崩れもしやすいジャガイモです。

男爵いもをフライドポテトにするにはポイントがあって、先にジャガイモを柔らかくしておくことです。

【材料】
男爵 1個
塩 小さじ1

1)ジャガイモの皮を剥き、くし切りにし、塩水で茹でます。

2)竹串でスッと入るくらい柔らかくなったら、お湯を切っておきます。

3)ジャガイモの表面がしっかり乾いたら油を引いたフライパンで表面を揚げ焼きします。

先に加熱しておくことで、中までしっかりとホクホクに柔らかくなり、表面はカリッと香ばしく仕上がります。

茹でたら水気をしっかり切ります。水気を切らないと油で揚げ焼きするときにはねます。

もともと他のジャガイモと比較して男爵は水分量も控えめなので、冷めてべちゃっとなりにくいのも魅力ですよ。

細切りのフライドポテトは、メークインがオススメ。

でんぷん質が少なくきめ細やかなしっとりしたメークイン。

男爵と同じくらい年中スーパーに出回っています。表面がでこぼこしていないので、皮が剥きやすいですよね。男爵と違って煮崩れしづらい品種になります。

そのままフライドポテトにすると風味も薄い上に水っぽくなってしまうので、どうしてもメークインでフライドポテトを作りたい場合は細く切るのが良いですよ。

【材料】
メークイン 1個
米粉 大さじ2
コンソメ顆粒 4g

1)メークインは皮を剥き、細く切ります。

水を張ったボウルに入れて表面のでんぷん質を取り除きます。

水が透明になるまで2〜3回繰り返します。

2)水気をキッチンペーパーで拭き取ります。

3)食品用ポリ袋に米粉、コンソメ顆粒を入れてメークインにまぶします。

4)フライパンに油をひき、揚げ焼きしたら完成。

カリッとして美味しいフライドポテトになります。

男爵に比べてジャガイモの風味が少ないので、コンソメ、カレー、のり塩など味付けをするのがオススメです。

ここでのポイントはジャガイモの表面のデンプンをしっかり落としておくこと、表面の水分を切ることです。

また、米粉を表面にまぶしているので、くっつきやすいため、一度にメークインを入れすぎないようにしてくださいね。

まとめ

クリスマスメニューにもなる、フライドポテト。フライドポテトにするには男爵、メークインどちらがオススメかを解説しました。

好みによりますので、お好みの方法で作ってみてくださいね。

知っておきたい野菜の選び方・保存方法・切り方

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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