横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

巷のインドカレー屋さん、またはインネパさん（インド風の料理をネパール人経営のお店がだすところ）では、「カレーとナン」が定番の組み合わせですよね。

必然的に、ご飯の存在が薄くなりがちですが戸部の町にはごはんが美味しいインドカレー屋さんがあるのです。

もともと、インド＝ナンというイメージがありますが、インド南部では米料理が多いのも事実。

そんなお米を求めてやってきたのは、高島町と桜木町を結ぶ桜川新道、その「花咲町６丁目」交差点より戸部へ向かう途中にあるインド料理のお店である「SHANTHI DELI

」さんです。

横浜には数多くのインネパさんがありますが、このお店はスパイス使いが巧みなのでなかなか好みです。

店内はカウンター×５・テーブル４人がけ×３・テーブル２人がけ×２という構成で、いつもは内観も撮るのですがこの日はお客さんが多くいたために断念。

今回はいつもの「コンビネーションセット」（１２００円）にしましょう！

このお値段で、カレー２品(ミックスベジタブル又はチキン又はマトン又は日替りカレー）、サラダ、ナン、ライス、ドリンク１品（アイスコーヒー／紅茶／ラッシー／コーラ）がついてくるオトクなセットです。

インド人と思しきスタッフさんに注文をすると、まずはドリンクが運ばれてきました。

ラッシーにしたのですが、カルピスのようにあっさりとしていて飲みやすい印象。

同時にやって来たサラダは、キャベツ・にんじん・レタス・水菜がほどよい割合でミックスされています。

新鮮とみえて食感はシャキシャキ、しっかりかかったゴマドレッシングが良いアンバイ。

そして、手早く運ばれてきたカレー２種・ナン・ライスです。

これこれ、このビジュアルに会いたかったのです。

まずはカレーから。特に辛さの指定は聞かれませんでした。

どちらも綺麗な色合いで、とても彩りが良くツヤツヤしていて、この色合いがとても良いです。

マトンカレーは、マイ定番です。スキッと効いた鮮烈な辛さと、フルーティーでスッキリした爽やかな酸味がグイグイ主張してきて、これは美味しい。

マトンのお肉はたっぷり入っていて、肉はホロホロで味もよく染みて美味しいです。

日替わりカレー、この日はチキンとダル。

個人的にダルカレーが好きで、こういったインネパのカレー屋さんでは、マトンとダルのカレーがないと分かると入店せずに他に行くほどです。

ダルカレーは、豆の甘さが活かされた、ジンワリとにじむ優しい辛さ。

チキンはゴロゴロと入っていて、むっちむちでぷりっぷりな食感が良いです。

ナンは半分に切られた状態の食べきりサイズ。

今回はごはんがついているのでみうけんはこれで充分ですが、たくさん食べる方はお代わりも自由ですからお気軽にお申し付けください、とスタッフさん。

薄めでパリッとした、サックサクのナンで、カレーとの相性もバツグンです。

ご飯は、なんと本格のサフランライス！！

スプーンですくってみると、ホワッと良い香りが辺りに広がります。この香りだけでこのお店に来た価値があります。

ご飯は日本のお米のような短粒米。

短粒米にもいろいろ種類があって、短粒米だから日本のお米とも限らないので注意が必要です。その中に、インドなどで高級米とされるバスマティ米が入っています。バスマティ米は特徴的な長細いビジュアルなので、分かりやすいです。

短粒米のムッチリとした食感と、バスマティ米のサラリとした食感がよいコンビになって、そこにサフランの香りがベストマッチ。

とても香りが良くて、食感もよくて、これだけで食べられる美味しさです。

◆◇◆後記◆◇◆

このお店は、少なくともこの地で１５年は続いている人気店。

地元の方々からアツい支持を受けて、いつもお客さんが入っている印象です。

カレーはフルーティで香り高く、ナンは焼きたての香りが高く、ライスはサフランの香りが高いといった、まさに「香りで食べる」インド料理といった感じは、このお店の大きな特徴と言えるかと思います。

また、今回は１人だったので頼みませんでしたが、このお店はビリヤニというインド式の混ぜご飯（炊き込みご飯ではなく、混ぜご飯）も美味しいそうです。

次回は必ず、ビリヤニも試してみたいものですね。

お試しを！