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《鶴見駅徒歩3分》高級なのに大衆店!地元民に愛される焼き肉店、その秘密とは?【横浜市鶴見区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

家族で囲む、美味しい焼肉の食卓。みなさんは美味しい焼き肉を食べていますか?

今回紹介するのは、鶴見駅東口・美味しいお店が集まる通りを抜けて、京浜国道を渡ったところのオリンピックの隣にある焼肉屋さん。

「和牛 肉小僧」さんです!

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店内はテーブルはもちろんのこと、掘りごたつ席があるのでお子様連れにも優しいですよね。

なんと、棚の上には赤ちゃん用の椅子まで用意してありました。

この「肉小僧」さん、店主さんは肉屋さんの出身なので、お肉の質に間違いがない上に全体的にリーズナブルで家族づれのお客さんが多い印象です。

◆季節のナムル盛り合わせ(600円)

◆キムチの盛り合わせ(880円)

とりあえずは野菜から頂きましょう、という事で頂いた2品。

韓国にいた時にユッケとキムチは毎食のように食べましたが、いくら食べても飽きない美味しさですよね。

「季節のナムル盛り合わせ」は、今回はほうれん草・ゼンマイ・しめじ・豆もやしのセット。

彩りが良くて、味付けも良いのでこれだけでマッコリが飲めてしまいます。

特に気に入ったのがシャクッと・トロッとのほうれん草。

まさに葉緑素たっぷりのザ・野菜。しっかり効いた胡麻油が良いアクセントです。

個人的にはゼンマイも好きですねぇ。

家で作ると水でもどすのが時間かかりますが、作ってよかったと思える素朴な美味しさ。

キムチ盛り合わせは白菜・きゅうり・大根の組み合わせ。

そこまで辛くなく、乳酸発酵が浅めなので、酸っぱいキムチが苦手な人にも食べやすいですね。

やはり韓国料理ではキムチは欠かせない存在。

日本ではキムチは有料メニューの仲間入りしています(韓国では基本無料)が、それでもどうしても食べておきたい一皿です。

◆生マッコリ(ボトル:1500円)

信頼のメーカー、クッスンダン! 非加熱なので、菌が元気です。

お酒を飲んでいたころは毎日のように愛飲していた、お気に入りのお酒。

もともとマッコリは「農酒」とも言って、お百姓さんが農作業の合間に飲むものでした。

静かに振っておそるおそる開けると、バシュッ! と噴き上がるほど元気で味わいも深みがあります。

◆特選レバー焼き(980円)

個人的にレバーが好きなので、よく注文します。

目で見てわかる新鮮さだし、980円の割にはたくさん乗っていて、これはコスパが良いかも!

両面をよく焼いて、お好みでニンニク・醤油・ごま塩をつけ、シャクッと頂きます。

お口一杯に広がる濃厚なレバーの旨味は、他のお肉にはない美味しさ!

◆特上タン塩(1480円)

お皿の上にたっぷり乗ってきた、ブ厚いタンさんです。

両面をサッサッと焼いて、好みでネギを後乗せして召し上がれ、との事。

タンは焼きすぎない事が肝心!

あまり焼くと硬くなってしまうので、両面にうっすらとピンクが残るくらいが美味しいと思います。

プリッとかぶりつくと、歯を弾き返してくるようなしっかりとした弾力!

噛むごとにあふれる、タンならではの甘味と旨味が秀逸すぎて、これは悶えてしまいますねぇ。

1切れ目は普通に食べて、2切れ目はネギを巻いて。

このネギがタンと実に相性が良くて、この組み合わせを発見した人を思わず抱きしめてしまいたくなるほど!

◆市場直送大海老のヤンニョンセウ(2尾900円)

これは醤油漬けなのでカンジャンセウ(辛くない)ではないのかと思いましたが、メニュー上ではヤンニョムセウ(辛い)だそうです。

驚くほど大きな生のエビを醤油に漬け込んだ逸品。

ヤンニョムセウという事は辛いのかと思いきや、ほとんど辛くなくて、エビの甘さが際立っています。

お口の中でトロッと、甘味はバシッと、ねっちり甘ウマでチャミスルが欲しくなる味わい!

◆和牛上ハラミ(1790円)

ハラミはホルモンの部位ですが、個人的には正肉より美味しい部位だと思います。

噛むごとにあふれる美味しさは別格で、どうしても注文したかった逸品。

いちおうホルモンの分類なので、よく焼いてワサビ醤油で頂きました。

ギュムギュムと噛み締めるごとに、お口にブワァッと広がるとてつもない旨味!

噛んでいる時の食感も素晴らしく、これは白いご飯が欲しくなりますね!

◆特選和牛3種盛り(3300円)

これは豪華な1皿!

写真の右から上ロース・特選上ロース・特選上カルビという豪華なラインナップ。

全体に入った美しいサシが、実に芸術的で見ているだけでワクワクしますねぇ。

まずは上ロース。よく焼いて大葉ニンニクを乗せて頂きます。

ロースならではの濃厚な旨味と脂に、スッキリとした大葉とニンニクの香りがよく合います。

特選上ロースは、ちょっと厚みのある切り方なので、お肉の味がしっかりと感じられます。

ここ「肉小僧」さんは薬味に力を入れており、ちょいちょいワサビが出てくるのでワサビで食べるのがオススメ。

特選上カルビは大判な切り方で、ガッツリと食べられます。

綺麗についた焦げ目が、また食欲をそそりますよね。

野菜を添えて、ポン酢で頂きました。

ポン酢にはトロロが仕込まれていて、栄養もたっぷり。

お肉の質も軟らかく、あふれる脂の甘味はさすが!特選上カルビ。

◆リブロース芯の焼きスキ 卵一個付き(780円×2枚)

1人前に対して生卵が1個付いてくる、豪華な焼きスキ。

リブロースは特にサシがしっかりと乗りつつも、赤身の美味しさを堪能できる部位で、この焼きスキは味付けもしっかりされているので美味しくいただけます。

あまり焼きすぎないように、表裏を返しながらサッサッと炙っていくと、タレと脂の焦げる良~い香り!!

さらにタレが鉄板でハゼる「ジュワァァァァー」という音も耳に香ばしく、もう焼くだけで美味しさが伝わってくるエンタメ性の高い逸品です。

溶き卵にでっぷりとくぐらせて、パクリ!

もし可能であれば、ぜひとも白米を携えて挑んで頂きたい逸品です。

トロける脂、旨味をギュッと凝縮させた赤身、しっかりと味付けがなされたタレ、そしてトロッと柔らかな味わいの生卵。

噛めば噛むほどシアワセになれる、本当に美味しい焼きスキは久々に食べた感じがします。

◆とろたく炙りユッケ(1500円)

サシと赤身のバランスがすごく良い、トロタクユッケさん。

マグロにおいても、牛肉においても、タクアンとの相性の良さを見つけた人は本当にすごいなぁと思います。

ユッケにはしっかりと味がついており、海苔に巻いて食べれば海苔の塩気とゴマ油でさらに美味しくいただけます。

韓国海苔のパリパリ感と香り、ユッケのトロトロ感と甘味、タクアンのシャキシャキ感と塩気が見事に調和していて、まさに芸術的なおいしさ!

◆幻ハラミのガーリックバター醤油

これも、この「肉小僧」さんにきたら是非とも試して頂きたい逸品。

塩ダレで揉んであるウマウマなカルビを焼いて、最後にガーリックバター醤油につけて頂きます。

肉がひとカタマリになっていますが、ほぐしてみると結構な量があるハラミさん。

一気に広げて、鉄板の上で豪快にジュージュー焼きましょう!

塩ダレで揉んだお肉の旨味だけでもゴハンがススムのに、さらに濃厚なガーリックとバターの味わいが効いています。

これは思わずライスを注文して、ご飯の上に乗せてガッツリとカッ込んで頂きたい「チカラめし」です。

◆きのこのバターホイル焼き(580円)

秋のきのこフェアで出ていた、きのこのバターホイル焼き。

アルミホイルに包まれた状態で約6分焼いて、火傷に注意しながら開きましょう。

しめじ、舞茸がこれでもかと入って、バターでグツグツ煮られています。

この6分間というのが実に絶妙で、きのこのシャキシャキな食感を残しながら旨味をギュッと閉じ込めた、まさに秋の味覚です。

◆とろホルモン(730円)

個人的に大好きな「とろホルモン」。

ホルモンをザザーッと網の上にあけて一気に焼いて、キンキンに冷えた生ビールの大ジョッキで流し込む・・・。

いま思い出しても、お酒を飲んでいた頃の1番たのしみにしていた食べ方でした。

今はお酒は飲みませんが、それでもホルモンが大好きなのは変わりません。

網の上にザザーッとあけて、煙をモクモクさせながら焼く! 焼く!

コンガリと焼けた表面をブシュッと噛めば、お口の中にジュワァッとあふれる脂の甘みよ!

いっくら噛んでも飽きることのない、まさにお口の中がパラダイスになってしまう極上の一皿です。

お酒も相性が良いけれど、これは白いご飯もよく合います。

お酒でもご飯でも、このホルモンにかかったらいくらあっても足りないほど!

◆牡蠣バターチゲ

これは冬に嬉しい、アッツアツの逸品。

韓国土鍋「トゥッペギ」でグツグツ言いながら華麗にやってきた、韓国のカラウマなスープです。

濃厚で奥深い旨味の牛出汁のスープに唐辛子をピリッと効かせた極上のスープ。

さらに、具材が豆腐・ネギ・肉・牡蠣などいろいろ入っていて、とっても良い出汁を出しています。

たっぷりの牡蠣の身、プリッと玉子、これでもかとスープを吸った豆腐。

これらがコラボしあった美味しさは、まさに幸せのひとことです。

韓国ではチゲは日常的に食べますが、「韓国の人たちはいっつもこんなウメェもん食ってんのけ!?」と叫びたくなる美味しさです。

◆◇◆後記◆◇◆

今回やってきたのは、鶴見駅近くの「和牛 肉小僧」さん。

A5ランクなどの高級店の部位が、大衆店のお値段で食べられるオトクなお店です。

ご飯も子供には小サイズ、やたら食べる中高生にはマンガ盛りと、サイズ分けが可能なのも嬉しいところ。

お肉ももちろん美味しいけれど、特に冷麺のスープと牡蠣バターチゲの出汁が最高でした。

ほーんと、出汁にこだわるお店は間違いがないと思います。

お料理も美味しく、店員さんもアットホームで居心地の良い「和牛 肉小僧」さん、オススメのお店です!

お試しを!

和牛 肉小僧  (Rettyページ)

045-502-4129

横浜市鶴見区鶴見中央4-42-12

※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。

※最新情報は公式Instagram公式サイトをチェックしてください。

※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。

※この記事はお店の方の許諾を得て撮影・掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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