“富士そば” の冷やしカップ麺が登場?「名代富士そば 冷したぬきそば」をレビュー
「名代富士そば 冷したぬきそば」を食べてみました。(2023年6月5日発売・ヤマダイ)
この商品は、東京を中心に店舗展開する老舗有名店“名代(なだい)富士そば”の人気メニュー“冷したぬきそば”の味わいを同店監修によって“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、鰹節などの旨味に“みりん”や醤油をバランス良く合わせ、具材にはオリジナルの紅生姜入り揚げ玉や“わかめ”などを使用し、“そば粉”を練り込んだコシの強い蕎麦が相性良くマッチした涼しげな一杯、“名代富士そば 冷したぬきそば”となっております。
では、今回の“名代富士そば 冷したぬきそば”がどれほど鰹節などの旨味を醤油と合わせた染み渡る仕上がりとなっているのか?具材に使用されたサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉、“そば粉”を練り込んだ風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(141g)当たり316kcal。
食塩相当量は3.3gです。
次に原材料を見てみると、“和風つゆ”のイメージにぴったりな鰹節などの旨味を丁寧に利かせた染み渡るような味わいに仕上げ、そこに“紅生姜入り揚げ玉”がちょうど良いメリハリとなり、シンプルながらもヒンヤリとした蕎麦が心地良い後味さっぱりとした飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体つゆ、後入れかやく、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:540ml)
そして出来上がりに麺をほぐして湯切りをして、冷水を加えて水を捨てる工程を3回繰り返し、“後入れかやく”を入れ、“液体つゆ”を加えたところがこちら。
冷水で冷やしたことで蕎麦に強いコシが加わり、蕎麦ならではの瑞々しい味わいが出汁の利いた染み渡る“つゆ”やサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉とともに後味さっぱりと楽しめる臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
蕎麦は、“そば粉”を練り込んだことで風味も非常に良く、さらに冷水でしっかりと冷たくしたことでコシも強く歯切れの良い仕様となっており、鰹節など複数の旨味を“みりん”や醤油と合わせたことで、じんわりと染み渡る後味さっぱりとした“つゆ”がよく絡み、一口ずつに鰹節などの旨味や具材に使用された“紅生姜入り揚げ玉”から滲み出る旨味や紅生姜ならではのアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、鰹節ならではの風味や紅生姜入り揚げ玉の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“紅生姜入り揚げ玉”以外に“わかめ”・“ねぎ”が使用されていて、特にオリジナルの紅生姜入り揚げ玉からは、揚げ玉ならではの油分とともに紅生姜のキリッとしたアクセントが感じられ、しっかりと全体を混ぜながら食べ進め、“つゆ”の美味しさを引き立てた後、コシの強い蕎麦と一緒に絡めていただくと、より一層旨味も増して楽しめるかと思われます。
“つゆ”は、鰹節をはじめ…宗田鰹節やイワシ削り節などの旨味を“みりん”や醤油とバランス良く合わせ、キレも良くしょっぱすぎず、じんわりと染み渡る“蕎麦つゆ”に仕上がり、具材に使用された紅生姜入り揚げ玉から滲み出す旨味やアクセントが加わったことで、想像以上に臨場感の高い仕上がりとなっています。
ということで今回“名代富士そば 冷したぬきそば”を食べてみて、鰹節などの旨味をしっかりと利かせた染み渡る“つゆ”に仕上げ、具材の中でも特に紅生姜入り揚げ玉から滲み出す油分やアクセントが相性良く馴染み、そこに冷水でしっかりと冷やした締まりのあるノンフライ仕様の蕎麦が絶妙にマッチし、最後まで飽きの来ない後味さっぱりとしたテイストとなっていました。
そしてなんと言っても“名代富士そば”から“冷したぬきそば”が登場するとは思ってもいませんでしたし、“つゆ”・具材・蕎麦どれをとっても申し分のない仕上がりで、特に暑い日にもぴったりな清涼感・ヒンヤリした蕎麦が味わえるため、今後の商品展開なんかも気になるところではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「名代富士そば」監修カップ麺 “冷したぬきそば” 紅生姜入り揚げ玉を使用した涼しげな一杯