【南アルプス市】親子で楽しむ快適でアートな空間
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今回は、6月17日(土)より南アルプス市立美術館で開催されている「親子で楽しむ南アルプス市立美術館コレクション展」にお邪魔してきました。過去記事はコチラ(①、②)
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伺った日は晴れ間は見えるも湿度が高くてジメジメした陽気でした。
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撮影許可をいただいて、いざ展示室へ。ご存知の方も多いかと思いますが、美術館は美術品の管理を厳格に行なっているので、実に快適な環境なのです。外が蒸し暑い日に美術館見学なんて最高に贅沢な気分。
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今回の企画展は「親子で楽しむ」を掲げているので、通常の展示とは少し趣が異なっていました。先ずは作品の展示位置が通常よりも低い位置にされていること。これは、子供の視点で作品が鑑賞しやすいようにとの気遣いです。
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また、作品の多くには作品名や作家名の他にも鑑賞時のポイントなどが掲示されていました。子供のうちは興味に任せて色々と考えさせるほうが、自由な発想が生まれて良いように思えます。作者の考えがどうとか、技法とか、時代背景とかなんてのは、美術に興味を持った子がそこそこ年齢を重ねてから覚えるのでも良くないでしょうか?あくまで筆者の考えですが。押しつけの教育ではせっかくの美術がつまらなくなりそうです。
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その点、実際の美術品を目の前に色々と考えられる本企画は、なかなか興味をそそられるものになっていると思われます。
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小さい子供にはやや難解な解説は、親御さんが上手く内容を噛み砕いて説明してあげると、親子の良いコミュニケーションにもなるのではないでしょうか?
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市立美術館の所蔵する名取春仙の作品が、メインになって展開されているのも贅沢ですね。
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こんなの大人だって面白くて夢中になってしまいます。
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名取春仙の可愛い作品たち。素直に可愛い!で良いと思います。筆者的には左のワンコが好きです。
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挿絵画家としても有名な名取春仙。何とも雰囲気のある良い絵です。
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こちらは版画の制作過程を表した展示でしょうか?学校教育で経験した版画とは全く違う、複雑で丁寧な工程に感心しきり。
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名取春仙以外にも色々な作家の作品が収蔵されていて、今回まとめて展示されています。
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地元「徳島堰」の在る風景を描いた作品も。
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どこかで見た風景。そういった身近な景色が描かれた作品も、見る側にしてみれば嬉しい要素だったりします。
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企画展の最終日は8月20日(日)まで。その間、色々なイベントも催されているようなので、夏休みの課題や、職場・学校での話題のタネに参加してみるのもよろしいかと思います。蒸し暑い日々の癒しに快適空間でアートな時間を楽しまれてはいかがでしょうか?
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帰りがけに外の掲示板で見つけたお知らせ。こういった素敵な試みはもっと広く知られても良いのではないでしょうか?あまり需要ないのかな?因みに、美術館には貸出用の車椅子の他、ベビーカーもありましたので必要な方は問い合わせてみてください。車椅子もベビーカーも、とても綺麗なので使わないと勿体無い(と思うのは筆者だけ?)