皆さん、気をつけて…。ネットやテレビや本など、世に出回っている情報を、鵜呑みにしてはいけません。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「ネットやテレビや本など、世に出回る情報を鵜呑みにしてはいけない」というテーマでお話ししたいと思います。
世の中には、教えたがりという人がいます。人に影響を与えたいという欲求を強く持っている人です。キャラ(生まれつき性格)で言えば、お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2に該当する人)です。彼らは、パワー欲求が強く、どんどん前に出ていきます。
彼ら彼女らは、自分がたまたま体験したことが、世の真理だと思って、その情報を拡散していきます。それがお母さんタイプの特徴です。お母さんタイプは、人口の4割ほどしかいないのですが、彼らは声が大きく、自己主張が強いので、世に出回っている情報の8割は、お母さんタイプ発信と考えていいのではないでしょうか。
お母さんタイプは、無自覚であることが多いのですが、彼らは、自分は正しくて大物であると信じて疑いません。だから、お母さんタイプは、自分の間違いに気付きませんし、指摘されても、自分の間違いを認めません。
よって、私たちは、世に出回っている情報を鵜呑みにしてはいけません。
何故なら、それは、間違いが多いくせに、自信たっぷりである、お母さんタイプ発信であることが多いからです。
書店に行けば、自己啓発書がズラッと並んでいますが、そのうちの9割以上は、お母さんタイプが書いたものです。自己啓発書を読んで、一時的に気分が高揚することはあっても、自分が変われないのは、その本が、お母さんタイプの人向けに書かれてあることがほとんどだからです。そう、自己啓発書は、お母さんタイプ以外の人が読むと、役に立たないことが多いのです。残念ながら、悲しきかな…です。
子育て本もそうです。世に出回っている子育て本は、「お母さんタイプの親が、お母さんタイプの子どもをどう育てていけばいいか?」が書かれてある本であり、←ここ重要です、よって、お母さんタイプ以外の親御さんが読んでも、あまり子育てには、役に立ちません。またお母さんタイプ以外の子どもに対し、本で書かれてあるように育てると、役に立つどころか害になることさえあります。
今、自己啓発書と子育て本に着いて、言及したのですが、フェイスブックでもツィッターでもインスタグラムでもユーチューブでも、情報を発信しているのは、お母さんタイプであることが多いです。発信者に限って言えば、人口の4割を軽く超え、8割に迫る勢いではないでしょうか。
よって、情報を受け取る人は、情報を鵜呑みにしてはいけません。「この情報は、本当なのだろうか?」と疑う必要がありますし、情報が本当だとしても「この情報は、自分に合っているのだろうか?」と吟味する必要があるということです。
宜しいでしょうか?
そして、さらに重要なのは、情報は、なるべく、自分の成長方向にいる人の情報を受け取るよう心掛けることです。間違っても、自分の後退方向にいる人の情報を鵜呑みにしないことです。それが肝心です。
どうぞ、世に出回っているお母さんタイプ発信の情報を鵜呑みにしないでください。そして、彼ら、お母さんタイプの自信たっぷりの情報は、間違いであることが多い…という事実を知っておいてください。
自分のタイプが知りたい方、自分の成長方向と後退方向を知りたい方は、どうぞお近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。