【名古屋市】生きた恐竜! 国内唯一の飼育展示のコモドドラゴンは、本日から東山動植物園で一般公開
「生きた恐竜」とも呼ばれる世界最大級のトカゲ「コモドドラゴン」が本日、千種区の東山動植物園で一般公開となった。オスのコモドドラゴンはタロウ。国内唯一の飼育展示となっている。
シンガポールの動物園で生まれ、全長およそ2・7メートル、体重は50キロ前後。先月18日に東山動植物園へとやってきて、新しい飼育環境に慣らされていた。
コモドドラゴンは、インドネシアの固有種で絶滅危惧種。全長3メートル、体重160キロ以上になる個体もある。鋭い歯から毒を出し、イノシシやスイギュウといった大型の草食動物も捕食する。
待ちに待ったコモドドラゴンの一般公開。毎週日曜日の午後1時15分からは、エサを食べる様子も公開されるという。
豪雨の中、さっそく見に行ってみたが、とにかくデカい。以前はゴリラが飼育されていた展示室で見られるが、タロウの巨体のせいか、広い室内が手狭に感じられる。のそのそと一歩ずつ、床の感触を確かめるように歩いていた。多数の観衆が珍しいのか、こちらをしげしげと眺めわたす姿が印象的だった。