【手帳の考え方】メモってなあに?メモは頭の中にある考えなどを外部に書き出すこと。またはそのツールです
メモ。
この単語には、なじみはあるものの、それって一体なあにと聞かれたら返答に困る。そんなものではないでしょうか。
メモの概念こそは、ノートや手帳、メモ帳などの各種紙の記録媒体の利用を考える上で大前提となることです。
それに関して、表題のような仮説を考えました。
メモする目的は、いろいろあれど、ざっくりこういうことなのかなと。
そしてそのために、各種の紙の記録媒体があるのかなと。
たとえば、メモ用紙、メモ帳、ふせん、ノート、各種ルーズリーフ、各種システム手帳、各種綴じ手帳etc Wemoのような紙でない素材のものも、ここに含まれるでしょう。
各種メモ術本の正体とは
そしてこういう概観した物の見方とは、まったく独立したかのように見えるものとして、各種メモ術の書籍があります。たとえば『超メモ術』『メモの魔力』『奇跡のメモ術』etc
これらは、紙の記録媒体の価値を見いだしたそれぞれの著者が、特定のまたは非特定のメモ帳を、罫線で区切ったり分割したりし、それぞれの領域に何をどう書くかを解説しています。編出された方法を一般に説明し、自らの方法がメモ術の最終的な結論だと位置づけているものです。その意味で方法が異なる1つのカテゴリーの本だと言えます。
そしてこれらの本のもっとも根本にあるのが、上述の仮説なのです。
まずこの仮説があり、そのためのツールとして各種の紙の記録媒体がある。
さらに筆記具やその活用がある。その上で、各種のメモ術本のようなノウハウがあるわけです。
このメモ術に隣接したジャンルの本としてノート術や手帳術の本がある事は、勘のいい読者の方ならばもうお気づきでしょう。
メモについては今後も、こういう根本的な事柄を分析・解説していこうと思います。