「今度の休みにまとめて片付けよう」は危険!小分け片付けのすすめ
部屋を片付ける時、まとめて一気に進めた方が効率が良さそうな気がするかもしれません。
しかし、まとめて片付けようとするのはあまりおすすめしません。その理由を述べます。
予定外のことが起こる
次の休みに丸一日使ってまとめて片付けようと思っていても、友達のお誘いがあったり急な用事ができてしまうことがあります。
また、丸一日片付けの時間を作れたとしても、丸一日あるから大丈夫と油断して、午前中はダラダラして何もせず、気が付いたら夕方になってしまっていたなんてこともあります。
毎週休みのたびにそんなことを繰り返していたら、あっという間に1年が過ぎてしまいます。
プレッシャーが大きくなる
「今度の休みにしっかり片付けしよう」「休みに片付けるから今日は散らかしてもいいんだ」など、まとめて片付けることに対して過大な期待を持ってしまうことも多いです。
期待が大きければ大きいほど、気負いも大きくなります。しかし、実際の行動は思うような成果につなげられないことはよくあります。
そんな時、心の中は片付けに対して非常にネガティブモードになってしまいます。つまり辛く苦しい状態になってしまうのです。
作業が追い付かない
なんとか片付け始めたとしても、散らかりの度合いが片付けの作業量をはるかに上回ってしまっていると、片付けても片付けても終わりません。
目処が立たない作業をしているうちに絶望的な気持ちになってしまうかもしれません。収納の中から出した物で埋め尽くされて余計に散らかるということもありそうです。
「今度まとめてやる」じゃなくて「今少しやる」
このようなことから片付け作業は「まとめてやろう」という思考を持たないほうが良いです。
日々の小さな片付けはもちろん、収納の見直しなどの大掛かりな片付けについても、思いたったら少しでもいいから手を付けることがおすすめです。
どんなに大々的な片付けでも、動かす物は単体1個1個です。
例えば、クローゼットの片付けをしようと思い立ったら、まず部屋の中に脱ぎ捨てられているTシャツを集めるとか、ハンガーにかかっている服をトップスとボトムに分けてみるなど、ほんの小さなすぐできる作業に手を付けます。
片付けを小分けして進めていくと予定外のことにも慌てませんし、不要なプレッシャーを感じることもなくなります。