【保存の新常識】野菜は全て野菜室で保存は間違い!もやしやブロッコリーは絶対野菜室に入れないで!
こんにちは、八百屋歴10年の「青髪のテツ」です。
みなさん野菜の保存場所はどのような基準で決めていますか?
「なんでもかんでも野菜室に入れている」という方が多くいると思いますが、それ間違っています。
野菜にはそれぞれ最適保存方法というものがあり、適切な場所で保存することで、より長持ちさせることができます。
そこで今回は「野菜を保存する際の基本」と「野菜室に向かない野菜とその理由」をいくつか紹介していきます。
野菜を保存する際の基本
野菜を保存するときは、常温の冷暗所、冷蔵室、野菜室のいずれかに保存することになります。
これらを温度が低い順に並べると…
- 冷蔵室...0〜5度
- 野菜室...3〜7度
- 冷暗所
温度はメーカーにもよりますが、このように冷蔵室が一番温度が低い設定になっています。
野菜はそれぞれ最適な保存温度が異なるので、ひとまとめに野菜室がベストな保存場所とは言えないんです。
最適保存温度を全て覚えるのは難しいので、簡単なくくりを紹介します。
野菜によって例外はありますが「夏野菜や土物野菜は野菜室」、「冬野菜や豆類は冷蔵室」と覚えるとほとんど間違えません。
野菜室に入れる野菜
夏野菜にはトマトやナスなど実を食べる野菜が多く、土物野菜は玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもなどです。これらは野菜室で保存しましょう。
土物は室温が低いときは冷暗所でも保存可能ですが、新玉ねぎなど「新」がつくものは野菜室が良いです。土物野菜は困ったら野菜室に入れておきましょう。
冷蔵室に入れる野菜
冬野菜は葉物野菜、根菜類、茎を食べる野菜が多くあります。豆類にはスナップエンドウやとうもろこしも含みます。これらは冷蔵室で保存しましょう。
他にも包丁でカットした野菜は野菜室や常温で置いておくとすぐに傷むので必ず冷蔵室に入れましょう。
野菜を正しい場所で保存して最後まで食べ切ってください
それでも「それぞれの野菜の保存場所がよくわからない」という方は上の画像を参考にしてみてください。
野菜室に入れる野菜も、冷蔵室に入れる野菜も湿度調整のために、ペーパーに包んで保存袋に入れて保存がベストです。冷蔵室は乾燥しているので間違っても野菜を裸のまま保存しないよう注意しましょう。
野菜の「冷凍保存方法」などさらに詳しく知りたい方は「野菜の保存についてもっと詳しく書いた記事」があるので、そちらを読んでみてください。