【宮城県 東松島市】100%ザクザク感◎パティスリージュリアンの焼菓子「カプチーノ」
毎年、秋になると気付けば周囲のさまざまなお菓子屋で「芋・栗・かぼちゃ」などの、それはそれは魅力的な新商品が、知らぬ間に誕生しています。
こないだまでは、パイナップル味だったのに!いつの間にさつまいも味に!?なんていうこともよくあります。
秋のお味改変時期というのは、ちょっとした楽しみでもあり、芋栗かぼちゃのホクホク感が苦手な人にとっては、うんざりしてしまう時期かもわかりません。
筆者はもちろん、ホクホクタイプです。
さて、この賑やかで華やかな時期に、変わらぬ味と姿で、静かに佇むお菓子たちが存在します。今回はそんなお菓子の中から、読者の皆さんにおすすめの焼菓子をご紹介します。
その焼菓子は、東松島市矢本の「パティスリー・ジュリアン」の「カプチーノ」です。
パティスリー・ジュリアンは、国道45号線沿いの「ヨークベニマル 矢本店」の駐車場から徒歩約5分で行ける近さの、老舗のお菓子屋です。※ヨークベニマルを背にして、右手方向にまっすぐ進んで行くと、最初の交差点の角(右角)に「パティスリー・ジュリアン」があります。
この焼菓子「カプチーノ」は、とてもシンプル。コーヒー色にこんがりと焼きあがった表情は、貫禄のある落ち着いたリーダータイプの様なイメージ。その表面にはベートーベンやショパンの旋律が刻まれているかのような、五線がスッと描かれています。
筆者が最初に発見したとき、この五線のようなビジュアルに惹かれ、そして名前を見れば「カプチーノ」、これは!珈琲好きは試さなくてはと、購入しました。
実は「カプチーノ」は2枚構成になっており、ギザギザの5mm程度のクッキーが向かい合い、ダークチョコレートを挟み込んでいる形状。このサンドイッチ方式が、とても良い仕事をしているのです。
「カプチーノ」をカプリと噛むと「ザクっ!」また一口「ザクっ!!」
「ザクっザクっ!!」
無我夢中で食べてしまい、気がつけば口の中には珈琲の豊かな香ばしさと、ザクザクザクっという、心地良い食感の名残惜しさ。また、間にサンドされているダークチョコレートが、ザクザククッキーを繋ぎ合わせ、深いコクで大人の味わいを引き出している。
見た目は、こんなにシンプルなのに、何という能力を持ち合わせているんだろうと、焼菓子「カプチーノ」に対して、真剣に会話をしたくなる程の見事な味と食感でした。
今回、ご紹介したのは東松島市矢本の、お菓子屋「パティスリー・ジュリアン」の焼菓子「カプチーノ」。
秋の味覚は、非常に目移りしてしまうほどの種類と美しさ。表舞台に立つ季節限定のお菓子たちがいるということは、その裏には長年リーダーとして佇む、変わらない味のお菓子たちもいるものです。是非、長く愛されているお菓子を、召し上がってみてください。
「カプチーノ」のザクザク食感は、やみつきになります!
名称:焼菓子 カプチーノ
販売店:パティスリー・ジュリアン
住所:東松島市矢本北浦39-50
定休日:不定休
営業時間:9:00 - 19:00