ソフトバンクが月間1GBのプランを発表するも月額4,900円と割高
1月7日(木)、ソフトバンクが月間1GBのデータ定額パック「データ定額パック・小容量(1)」を2016年4月以降に導入すると発表しました。これは昨年からの総務省の値下げ要請に応えたものです。
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「データ定額パック・小容量(1)」は、月額2,900円で1GBまでのデータ通信ができる通信プランで、ソフトバンクの料金プラン「スマ放題ライト(月額1,700円)」、「スマ放題(同2,700円)」で利用できます。
これにより、ソフトバンクは「スマートフォンを月額4,900円から利用可能」としています。
1GBの通信で月額2,900円は割高
総務省の要請は「月額5,000円以内に~」との話だったためそれに応えてはいるのですが、月額2,900円はハッキリ言って割高です。そもそも2GBプランが3,500円なのに対して、1GBで2,900円じゃ600円しか割り引かれていません。
また、このプランでは「音声通話の利用が少ないお客さま」のサポートもできていない状態です。
悪いことは言いません。このプランに乗り換えるくらいなら格安SIMのMVNOを利用しましょう。例えばIIJmioのサービス『みおふぉん』であれば音声通話機能+5GBのデータがついて2,220円で利用できます。
料金・仕様 | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
おそらくすぐにドコモ、KDDIも同様のプランの発表を行うと思いますが、これまでの横並び料金を考えるとこちらもあまり期待できそうにないのが残念です……。