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【菊池郡大津町】赤ちゃん同伴OK!一日一組限定の和ハーブ講座が充実感たっぷり!季節のスイーツも。

かいおーる地域情報発信ライター( 菊池郡・菊池市・阿蘇郡・阿蘇市 )

季節はずれのインフルエンザが流行っていますね。
体調管理に気をつけたい今日この頃。かいおーるです。

以前も紹介した大津町の「アンティーク&和ハーブカフェ DAY DREAM」では、季節の和ハーブ講座が開かれています。
【大津町】野草の魅力がたっぷり!アンティーク&和ハーブのお店『DAYDREAM(デイドリーム)』

和ハーブとは、「日本で古くから親しまれ、有用されてきた植物」のこと。

ヨモギやドクダミなど身近な野草のほか、ゆずやしょうがなどの食材、ゲンノショウコのように薬として利用されている植物もあります。

今回は、季節の和ハーブスイーツやワークショップも楽しめる、充実した内容が魅力の春の和ハーブ講座を体験してきました!

講座詳細はこちら。

《和ハーブ講座》
・事前予約制。1日1組限定
・料金 3800円
・季節の和ハーブの勉強
・和ハーブ園巡り
・和ハーブ茶と和ハーブスイーツ
・和ハーブのお土産付き(手作りワークショップ)
※希望者には和ハーブランチの提供も。(要相談・追加料金あり)
※ひとりから参加可能。

約2時間でこれだけ充実した内容にわくわく!

希望日時を伝え予約をとります。今回は11時に訪問。

ウェルカムドリンクはカキドオシの和ハーブティー。爽やかな芳香に癒やされます。

座学は「和ハーブとは」から始まり、季節の和ハーブや効能について学びます。

情報量が豊富で、用意された資料にメモするも追いつかないほどですが、難しい言葉を使わず、暮らしに沿った話をしてくれるのでとてもわかりやすい。

例えば青柿を熟成させて作る「柿渋」は、天然の防腐剤で、カフェの柱やテーブルにも使われているそうです。

季節の和ハーブがたくさん。量り売りあり。
季節の和ハーブがたくさん。量り売りあり。

疑問点は都度尋ねながら、時折赤ちゃんをあやしながら、ゆるやかに時間が進みます。

そう。今回は友人のお子さんも同伴で同じ空間で過ごしました。

バウンサーに寝かせつつ授乳しつつ講座を受けられている、この空間が居心地良い。

赤ちゃん連れで受講する場合は予約の際に伝えてくださいね。

あっという間に1時間がすぎランチタイム。隣の古民家へ移動します。

ほぅっ・・。

引き戸を開けたら広がる素敵な空間にうっとり。

中はアンティークギャラリーになっていて、オーナーの愛猫・アズキちゃんが出迎えてくれます。

綺麗に整えられた和室に映える猫さん。

そして古道具。

特大の重箱のようなもの。天秤のようにして運んでいたのかな。
特大の重箱のようなもの。天秤のようにして運んでいたのかな。

すでに幸せホルモンが噴出された状態で、運ばれてきましたよ和ハーブランチが。

食べるのがもったいなくて、しばらく眺めていたくなるほど美しい。

メニューはふきの煮付けに、

お庭で採れた野菜とハーブとみかんのサラダ。

たっぷりの雑穀ご飯。

小豆味噌とはこべのお味噌汁。

初見だった小豆味噌は、小豆と麹と塩で簡単に作れるそう。

タラの芽とぜんまいの木の芽味噌あえ。

ひじきと玉ねぎと豆のマリネ。

蒸し焼き鶏肉の塩レモンとカキドオシ添え。

塩レモンは暑い季節にぴったりの調味料。鶏肉にレモンの香りと塩分がほどよく染みて最高に旨い。

あとから青菜とお揚げの炒め煮も。

入っている野菜や和ハーブはお店の庭で採れたものを使用。

一つ一つが丁寧な味付けでじっくりと味わいながら、いただきます。

食べるのに夢中で撮り忘れました。Instagramより引用
食べるのに夢中で撮り忘れました。Instagramより引用

〆の野草スイーツは、高級な九州産の葛(くず)を使用した、ヨモギ・桜の葛餅。
ハトムギを殻付きで粉にした浄身粉がかかっています。別添えで黒蜜も。

葛といえば、風邪を引いた時に飲む葛根湯(かっこんとう)でおなじみ。

浄身粉は初めての出会い。カリカリで香ばしくって全粒粉のもっと香り高い感じ。
後で調べたらなかなかに高価で、うひゃっとなりました。笑

そしてここまで紹介しておいて何ですが、和ハーブランチはその時採れる和ハーブがあれば提供可能とのこと。なので冬よりは暖かい季節が良さそう。
希望する場合は予約時にご相談ください。

さて、最後はよもぎクリーム作り!こちらも時期により内容が変わります。

よもぎといえば和ハーブの代表的存在。怪我をしたらもちぎってきてモミモミして止血する、、なんて今の子ははやらないんだろうなぁ。笑

私は胃痛の時によもぎ茶を飲むと楽になるのですが、お肌にも優しいのだそうです。

まず小瓶に蜜蝋を削り入れ、湯煎で溶かし、
鍋からおろしたら、よもぎオイルを定量と香り付けの精油を入れ、マドラーでかき混ぜ溶かします。

ぐるぐるやっていると、程なくして液体がもったりとしてきました。

固くなる前に手早くプラケースへ移します。

小さいケース2つ分とれました!嬉しい。
一つは子供の保湿クリーム、もう一つはかかとのカサカサに塗り込もうと思います。笑

訪問時はヨモギでしたが、今の季節はドクダミのハーバルウォーター作りだそう。来る度に内容が変わるので何度も楽しめますね。

最後に敷地内の和ハーブ園を見せてもらいこの日は終了。

今は見かけることの少なくなってしまったという、カキドオシの苗もお土産にいただきました。

コロナ以降は和ハーブに関心を持ったお客さんが増えたのだとか。

西洋ハーブよりも柔らかな印象をもつ和ハーブ。
年齢毎に変化する女性特有の悩みや、こどもの健康、なんとなく調子が悪いときなど、日常的に体をメンテナンスする術の一つとして知っておくと便利だと思います。

講座の予約や問い合わせは、電話か公式InstagramのDMから可能。

自分の感覚を信じ、自然界の流れに上手に乗り生活へ取り入れていた昔の人の知恵。

和ハーブティーを飲みながら、その魅力を感じてみませんか。

【アンティーク&和ハーブカフェ DAY DREAM】
場所:〒869-1222 熊本県菊池郡大津町岩坂417
営業時間:10:00〜18:00
電話番号:090-9406-8278
SNS:公式Instagram
備考:不定休のため、来店時はお問い合わせください

地域情報発信ライター( 菊池郡・菊池市・阿蘇郡・阿蘇市 )

熊本県は阿蘇の麓・大津町から地域の魅力を日々発見・発信していきます。食べる、作る、調査・探検、生き物探しが好き。「まさかこんなところにこんな場所があったなんて!?」が大好物です。住んでいる人にとっても発見になるような記事を目指します。 大津町のフリーマガジンGO-OZUでも執筆中。

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