子どもの習い事はいつから?年齢別おすすめの習い事を幼児教育講師が紹介!
こんにちは!幼児教育講師のTERUです!
今回も前回に引き続き『習い事の選び方』をテーマにお話しさせていただきます。
前回では、習い事の目的や習い事を選ぶ際に気をつけてほしいことについてお話ししていますのでまだの方は、ぜひそちらもご覧ください。
今回は、具体的にどんな習い事をするのが良いのか?そしてそれはいつから始めると良いのか?ということについて私の考えをお伝えさせていただきます。
これが正解!ということではありませんが、習い事でお悩み中の方の参考になればと幸いです。
【年齢別オススメの習い事】
まず大前提であり結論をお伝えすると
『子どもが興味があるものを子どもが興味ある時にやらせる』
私はこれが最高の習い事の形だと思います。
もちろん家計の状況によってそれを叶えてあげられないことなどはあると思いますが、子どもの興味がMAXの時が一番成果が出るタイミングであり、始めるベストタイミングです。
ただ、お子さんの興味に任せるといっても、その興味がわからなかったりお子さんの興味が習い事に結びつかないこともあると思います。
そんな中、何か習い事をやらせて自立の心などを育てる機会を与えてあげたいと考えるのであれば、親がどんな習い事をやらせたいかをある程度考え、子どもが興味を持つ種まきをしていく必要がありますよね。
そこで、子どもの興味を一旦置いておき、私だったら親としてどんな習い事をやらせるのかをお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、今回は学習塾や小学校受験に向けた幼児教室などは目的が違うので含みません。
①0歳〜3歳(幼児前期)
この時期は私であれば、リトミック教室などの音楽について触れられる習い事を選びます。
これは正直、家でおもちゃのピアノに触れたり太鼓を叩いたりするのでも良いとは思いますが、子どもの発達段階を考えると音感やリズム感が身に付きやすい時期であり、音に対する習得に適した時期といえます。
そして数ある習い事の中でも、0歳〜3歳の赤ちゃんや幼児は音を楽しむものはかなり高い確率で興味を持ってくれて楽しく通室することができます。
子どもの人格の土台を作る0歳〜3歳は何より楽しいことが一番ですから、音楽のセンスを養うだけでなく、楽しい親子の体験の機会にもなるので、音楽関係の習い事が一番おすすめです。
②3歳〜6歳くらい
この時期のオススメの習い事は、
- ピアノ
- 水泳
- 体操
- モノづくり教室
ここら辺かなと思います。
ピアノは指先を繊細に動かす習い事であるため、脳の発達にも良い影響があります。
指先は第二の脳と呼ばれ、指先を高度に動かすことをたくさんやっていくことで、ただピアノが上手になるだけではなく脳を発達させてくれる効果があります。
人間の土台である脳が発達するということは、他のどんなことに対しても可能性が広がるということですから、前回お話しした習い事の目的の【②子どもの可能性と世界を広げてあげること】の面から考えるとかなり適した習い事だといえます。
そして水泳と体操に関しては、これも子どもの可能性を広げることを目的としています。
指と同時に体をたくさん動かしていくことは、豊富な刺激を脳に送ることができて強い脳を育てていきます。
体を強くしたり運動のセンスを育てるだけではなく、集中力ややり抜く力、思考力などが育ち、学力にも良い影響が出てくると考えています。
数あるスポーツの中でも、水泳と体操は比較的全身を使うスポーツです。
幼児期は体の使い方を身につける時期ですので、体を動かすパターンが少ないスポーツばかりを経験すると身につけられない動きが増えて、他のスポーツをしようと思った時に習得に時間がかかったり、上手にできなかったりします。
なので、幼児期はなるべく体を幅広く使い様々な動きを経験できるスポーツをおすすめしています。
ただ、それは習い事だけで考えた場合であり、例えば習い事ではサッカーをやっていたとしても、日頃の遊びの中で幅広い遊び、運動のできる遊びを取り入れていけば問題ありません。
特に、水泳は心肺機能、体操は柔軟性・バランス力というどの運動にも共通して大切な力を育てていくことができるので、子どもの可能性を広げる習い事という意味でもおすすめです。
最後にモノづくり教室は、子どもの創造力・好奇心・発想力というこれからの時代に必要な力を育てることができ、そして指先も繊細に使う必要があるため、脳にも良い影響があります。
そして、モノづくりは他の習い事と比べて短いスパンで達成感を味わいやすい習い事です。
作品を作る度に小さな成功体験を積み重ねることになり、自己肯定感、自己有用感の面でもとても効果が高いと感じます。
他の習い事に比べて楽しんで通ってくれる子も多い印象です。
③小学生
小学生に関しては、ここまで続けてきた習い事を継続するのももちろん良いですし、それにプラスしておすすめなのが次の3つです。
- 英語
- プログラミング
- そろばん
英語とプログラミングは、学校でも必修化になっていますから、触れていくことで学校での学習もスムーズに進み、学校生活で得られる自己肯定感の向上にもつながっていきます。
子どもの未来の可能性を広げていくためにも役立つ習い事ですね。
そろばんは、やはり算数力の爆発的な向上につながっていく可能性は高いです。
現代の教育は詰め込みや繰り返しで得られる力ではなく、じっくり考えて議論してこれからの時代に使える力を育てていくことが重要だといわれますが、算数においては計算力は今も変わらず土台中の土台です。
いくら考えることが得意でも、基礎計算が遅くミスも多いような状態では算数は得意にならない可能性が高いので、そろばんはその算数の基礎を作るのに効果が高いと、私の経験上感じます。
いかがでしたでしょうか?
もちろん今のは私の考えであり、この他の習い事がダメと言いたいわけではありませんし、基本はお子さんの興味を尊重しながら習い事を選んでいってほしいと思います。
次回は今回の内容に引き続き【習い事の始め方・サポート編】についてお届けしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
皆さんの子育てを応援しています!