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京都市左京区・下鴨神社から西へ約10分、来年70周年の自家製麺とおいしいお出汁の食堂で大満足セット!

looseライター(京都市)

5月も残すところ10日を切りました。沖縄は梅雨入りしましたし、言うてるうちに京都も梅雨、そして真夏、そんで秋、あら年末……もうエエか。というわけで、一年を通じて自転車でウロウロするのにぴったりな時期になってますので、梅雨までの間、せいぜい自転車であちこち行ってみようと思ってるところです。で、今回は昔ながらのほっこり味がたまらない食堂のご紹介。これまたエエ感じのお店でした。では、どうぞ。

こちらが「だいりき」さんの店構え。看板は「大力餅」になってるんですが、箸袋は「だいりき」。というわけで、今回は箸袋を優先して「だいりき」さんでいかせていただき叡山電鉄の元田中駅から北西に450m、徒歩約6分くらいのようですので、電車でのアクセスもグー。お店から西へ高野川を渡ってしばらくいけば、下鴨神社もありますよ。駐車場は周辺にいくつかコインパーキングがありましたので、そちらをどうぞ。

ショーケースには丼やうどん、オムライスなどのスタメンのサンプルがずらりと並んでます。下段左の「おにぎりセット」、その上の「中華そば」も気になるわ〜。

店内がこちら。テーブルがピシッと並んでまして、お掃除もしっかり行き届いてます。お昼を大きく回った時間でしたが、入店時には3組の先客が。地元愛され度の高さが感じられました。テレビではサスペンスの再放送、お会計のたびに「ごちそうさま〜」「おおきに〜」の声がお店に響いて、たまらんまったり度が満喫できまっせ。とはいえ、オンタイムはきっと大いに賑わっていると思われます。

メニューいってみましょう。「麺類物」、「季節物」、「ご飯物」がこちら。季節物の「ざるそば」や「素麺」などはもうそろそろという感じでしょうか。「中華そば」が700円なのに、「冷やし中華そば」は950円というのも気になりますね。

こちらは「丼物」と「セットメニュー」、「お飲み物」となってます。「セットメニュー」は、3つの丼とミニうどんのセットが書かれてますが、注目すべきはその下。「その他、お好みにより色々出来ます」。色々できちゃうのね……というわけで。

今回は「カレー丼」とミニうどんのセットをお願いしました。この縁までたっぷり入った「カレー丼」のおいしそうなこと! お肉もしっかり入っているのがこの段階でもわかりますでしょ。そんで、個人的になぜか「うんうん」とニッコリしてしまうのが、カレー丼やカレーうどんを頼んだときに出てくるお冷。なんかスペシャル感といいますか、特別なものを食べてるような感じがして、ちょっとうれしいんですよね。アタスだけ?

カレー丼はもちろんアツアツ。スプーンもいっしょに運ばれてくるので、食べやすいですよ。オネギの緑もエエアクセントになってますね。おうどん&おそば屋さんのカレーって「あんかけーッ!(どんだけーの発音でどうぞ)」ってくらい“あん”なお店もあるのですが、こちらは程よい“あん”感。しかし、しっかりおうどん&おそば屋さんの出汁の効いたお味で間違いのないおいしさ! 見た目通りお肉もたっぷりで、ガッツガツいけちゃいます。

そんでミニうどんよ。おうどんは自家製麺とのことで、細めで柔らかめの仕上がり。そんで出汁がこれまたひと口いただくと「……ほっこり」と口に出してしまう人もたくさんいるのでは、と思われるお味で、ミニなのが残念すぎる! 「フルサイズ持ってきてー」と叫んでしまう人も、これまたきっとたくさんいるのでは、と。

というわけで、大満足のランチとなった「だいりき」さん。奥様にいつごろからお店をやられているのかお聞きすると「昭和30年、母の代からです」と教えていただきました。ということは……来年で70周年!? ってことですよね! 素晴らしい歴史をお持ちのお店だったのですが、食べれば多くの方に愛されてきたのも納得のお味でした。次回は最初に気になった「おにぎりセット」で、フルサイズ(おそらく)のうどんとおにぎりをいただきたいと思います!

だいりき
住所/京都市左京区高野清水町53-2
営業時間/11:00〜20:00 ←要確認
定休日/火曜 ←要確認

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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