ここ最近の急激な暑さで夏バテの症状に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体の熱を逃がしたり、体の余分な水分の排出の手助けをしたり、積極的に取り入れたい栄養素を補給できるのが夏野菜です。
でも調理するのが面倒、せっかくなら美味しく摂りたい、という方におすすめなのが、鎌倉野菜がたっぷりのった夏野菜カレーのオープンサンドです。
今回はハード系のパンが人気の「mbs 46.7」をご紹介します。

「mbs 46.7」とは

鎌倉駅東口から徒歩5分、海岸方面に向かいます。レンバイとローソンを過ぎて左方向に進み、滑川にかかる大町橋を渡って進むと左側にWalk大町というテナントスペースが見えてきます。

中庭に入り、奥に進むと左側にお店があります。この奥に進んでいく感じがとてもワクワクしました。

手捏ねにこだわる自家製天然酵母を使用したベーカリーで、2011年9月にオープンして以来、地元の方をはじめ多くのハード系パン好きを魅了し続けています。

店名のmbsは「make the bread shop」の略で、“工房“という意味が含まれているのだとか。以前国道467号線沿いでパンの販売を行っていたことからFM局のような響きで｢46.7｣にされたそうです。

店頭にはテーブルとイス、中庭にはベンチがあるので、買って今すぐ食べたい！という時にピッタリ。焼きたてのパンはほんのり温かく、その場で食べたくなってしまいます。

おすすめはオープンサンド

パプリカ、とうもろこし、万願寺唐辛子、ミニトマト、ゴーヤ、カボチャ、カリフラワー、ズッキーニ、コリンキー、など夏野菜がたっぷり具沢山なオープンサンド。

鎌倉野菜と三浦産の野菜がこぼれ落ちそうなほどぎっしりと盛りつけられています。オープンサンドの具材は仕入れによってメニューを決めるため、その都度変わるのだそう。いつ訪れても楽しめるが魅力ですね。

甘さと辛さがクセになる、爽やかでコクのある味わいのタイ風カレーです。レモンの爽やかな酸味、ピリッとした辛みの中に鎌倉野菜の濃厚な旨みと甘みを感じ、食べると元気が出てきます。

野菜の下からチキンが出てきました。しっかりと味付けがされており、スパイシーなチキンだけでも美味しい！
厚みのあるパンにソースが染み込んでしっとり。キンキンに冷えたドリンクを合わせれば暑さも疲れも吹き飛びます！

とてもボリュームがありますので、具材が落ちないよう大切に持ち帰り、お家でいただくのがおすすめです。

ハード系パンも多彩なラインナップ

ショーケースには色鮮やかなオープンサンドを筆頭に、焼きたてのハード系のパンがずらり。
開店直後に訪問した際は種類豊富に揃っていましたが、売り切れてしまうことがあるので早めの時間に立ち寄るのがおすすめです。

見ているだけでも幸せな気分になるショーケースです。どれにしようか迷い、結構長い時間、眺めてしまった気がします。

リュスティック生地を使用した親しみやすい味わいです。グリーンオリーブの風味と黒コショウのピリッとしたアクセント、カシューナッツの食感、すべてがいいバランスです。
噛めば噛むほど深みのある味わいを堪能できるので、ハード系パン好きがハマる美味しさです。

ライ麦酵母とナチュラル酵母で作られた生地で小麦の旨みがダイレクトに伝わってきます。この自然な形がかわいらしくて惹かれました。
ほんのりとした甘さで食べやすく、もっちりとした食感です。ジンジャーピールとレモンピールの爽やかな風味がパンの旨みとマッチしてたまりません。見た目以上に食べ応え満点です！

カンパーニュ生地で作られており、どこか懐かしさを感じました。ちょっと甘いものがほしい時におすすめ。
甘夏ピールとクルミに甘さ控えめなチョコレートが練り込まれた、大人の味のハードなチョコパンです。ムチっとした食感がクセになりそう！季節限定ですので、ぜひ味わってみてください。

どのパンも小麦の旨みや素材の美味しさを味わうことができ、とても丁寧に作られていると感じました。ずっしり重さもあって食べ応えもバッチリ。

駅から少し離れた場所にあり、静かな雰囲気でゆっくり選んで買えるのもいいですね。
季節の野菜や食材を生かしたパンを味わってみてはいかがでしょうか。

＊掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。