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【速報】ソン・フンミンがケガでメンバー外に。W杯アジア最終予選・レバノン戦は観客席から観戦

金明昱スポーツライター
(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)

 カタールW杯アジア最終予選のレバノン戦(7日、20時)に挑む韓国代表は、主将のソン・フンミン(トッテナム)がメンバーから外れることが分かった。複数の韓国メディアが一斉に報じている。

 大韓サッカー協会は7日に「ソン・フンミンが昨日、練習中に右ふくらはぎに違和感を感じ、検査結果で筋肉の捻挫と判断された。選手を保護するためにレバノン戦のエントリーから除外した」と明かした。

 急遽、エースのソン・フンミンが抜けたのは、韓国代表にとってかなりの痛手だ。

「THE FACT スポーツ」は「ソン・フンミンを中心に戦略を立てていたが、支障をきたすことになった。彼は代表チームに合流してから、2日間が経ったあとの9月2日にイラクとのW杯アジア最終予選の初戦を消化する強行軍を敢行し、右ふくらはぎの筋肉を負傷した」と、コンディションが整わないなかでの起用がケガにつながったと伝えている。

 レバノン戦をソン・フンミンは観客席から観戦することになるが、FWファン・ウィジョ(ボルドー)もコンディションが良くないことから、ベンチスタートとなった。

 期待の2人が先発から外れたが、攻撃陣はFWチョ・ギュソン(金泉尚武)、FWファン・ヒチャン(ウォルヴァー・ハンプトン)とFWナ・サンホ(FCソウル)がスタメンとなっている。

 ソン・フンミンが外れたことが、チームにどのような影響を及ぼすかは未知数だが、まずレバノンには勝利し、勝ち点3を手にいれておきたいところだ。

スポーツライター

1977年7月27日生。大阪府出身の在日コリアン3世。朝鮮新報記者時代に社会、スポーツ、平壌での取材など幅広い分野で執筆。その後、編プロなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めたあと、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。11年からは女子プロゴルフトーナメントの取材も開始し、日韓の女子プロと親交を深める。現在はJリーグ、ACL、代表戦と女子ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。

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