これだけは押さえておきたい!人参の薄切り。サラダ、スープ、炒め物にも使える万能な切り方。
人参の薄切りはサラダ、スープ、炒め物にも使える万能な切り方です。
約1−3ミリほどの薄さが「薄切り」と呼ばれます。人参の薄切りにはいくつかの切り方がありますので順にみていきましょう。
1 繊維に沿った薄切り
人参は縦方向に繊維が走っており、縦に沿って薄切りにすると繊維が残るので加熱調理に向いています。火を通しても食感がしっかりしていて、スープや炒め物でシャキシャキと食感を楽しむことができます。
まず、人参の皮を剥きます。
両端を切り落とします。
5〜6センチくらいの長さに切り、
切った人参を縦にして、一部分だけ数ミリ切り落とします。
このことでまな板の上で転がらずに安定して切ることができます。
あとは、好みの薄さに切っていくだけです。
前面から見るとこんな感じです。
繊維に沿った薄切りの完成です。
2 繊維に逆らった薄切り
輪切りや半月切りに切っていくと、繊維に逆らった状態の薄切りになります。
繊維が断ち切れているため、歯応えが柔らかく、火の通りが早い特徴があります。さらに味のなじみも良くなるので、サラダやあえ物にも使えます。
皮を剥いて、両端を切り落とし、5〜6センチくらいの長さに切るところまでは、上記と同じです。
縦半分に切ります。
端から薄く切っていきます。
完成です。
3 斜め薄切り
繊維に沿った薄切りに似ていますが、包丁を入れる角度によって好きな大きさに切ることができます。これは中華料理の炒め物などでよく用いられる切り方です。2と同じように火の通りが早く味なじみが良いのが特徴です。
皮を剥いて、両端を切り落とし、5〜6センチくらいの長さに切り、縦半分に切るところまでは、「繊維に逆らった薄切り」と同じです。
半月型の人参に
斜めに包丁を入れて切っていきます。
前から見るとこんな感じです。
また、ピーラーやスライサーで簡単に薄切りにすることができます。少量の薄切りにはピーラーを、大量生産したい場合にはスライサーを使うと良いでしょう。スライサーの刃は鋭利なので人参を固定できるガード付きのものを使うと安全です。
動画でも詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
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