【葛飾区】8月24日は庚申の日、24・25日は「新・寅さんまつり」!この週末は柴又帝釈天へ行こう

明日の8月24日(土)は、60日に一度の「庚申の日」。柴又帝釈天の縁日であり、多くの参拝客でにぎわいます。
そして8月24日(土)・25日(日)の夕刻には、柴又帝釈天および帝釈天参道で「第41回 新・寅さんまつり」が開催されます。この週末は柴又がアツい!それぞれのお祭りについてご案内します。

◆庚申の日
柴又帝釈天の正式名所は「経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)」。寛永6年(1629年)に創建された日蓮宗のお寺です。こちらには日蓮宗の宗祖、日蓮聖人が自ら刻んだという帝釈天の板本尊があったのですが、長い間所在が不明になっていました。これが発見されたのが、安永8年(1779年)の庚申の日だったのです。そのため、60日に一度回ってくる庚申の日が柴又帝釈天の縁日となり、今に至ります。

庚申の日には、いつも以上に多くの人々が柴又帝釈天にお参りに訪れます。そして参道のお店の前には、庚申の日だけ販売されるお菓子等の縁台がずらりと並びます。この限定商品をお目当てに訪れる方も多く、参道はたいへんにぎやか。これらの商品はお昼前には売り切れることが多いので、ぜひ食べたいという方は、午前中の早い時間に訪れることをオススメします!


参道の先にそびえる柴又帝釈天の二天門をくぐると、枝ぶりの立派な松の木(瑞龍のマツ)の奥に、入母屋造瓦葺の帝釈堂があります。庚申の日は、こちらに安置されている「帝釈天板本尊」が開帳され、お参りすることができますよ(写真撮影は不可)。帝釈堂の奥に祀られた板本尊と、手を合わせる人々の間に、厳かな空気が漂います。


◆第41回 新・寅さんまつり
8月24日(土)・25日(日)の夕方から夜にかけては、柴又帝釈天の夏の終わりを彩る「第41回 新・寅さんまつり」が開催されます。開催時間は24日が16:00~21:00、25日は18:00~21:00。小学生までのお子様が参加できる「寅さん似顔絵大会」や、参道や帝釈天境内を幻想的な灯りが照らすライトアップが行なわれますよ。
鼓笛パレード(24日 16:00開始)や、阿波踊り(25日 18:00開始)が、参道から境内を盛り上げる様子も必見です。24・25日の19:00からは、帝釈天境内において弦楽器の演奏も行なわれます。

「寅さん似顔絵大会」は、小学生のお子様までが参加できる楽しいイベント。参加賞として、先着350名に光るヨーヨーが贈られます!ヨーヨーの配布場所は帝釈天南門、配布時間は19:00~20:30です。
似顔絵を描く紙は、新・寅さんまつりのチラシの裏側の「似顔絵台紙」が応募用紙になるのでご注意くださいね。京成金町線 柴又駅のすぐ近くにある「柴又観光案内所」に、この用紙がたくさん用意されています。


この週末は柴又帝釈天と帝釈天参道で、庚申の日と、新・寅さんまつりの熱気を味わってみてはいかがでしょうか。夏の思い出になること間違いなしです。
場所: 柴又帝釈天/帝釈天参道
住所: 東京都葛飾区柴又7-10-3(柴又帝釈天)
アクセス: 京成金町線 柴又駅から徒歩約1分(帝釈天参道)
新・寅さんまつりの時間:8月24日(土)16:00~21:00/8月25日(日)18:00~21:00
帝釈天参道 公式観光案内
柴又帝釈天 公式HP
第41回 新・寅さんまつり 案内