【目黒区】自由が丘のパンケーキ専門店「花きゃべつ」、地元で長く愛され続けるヒミツとは?
自由が丘の九品仏川緑道と自由通りが交わるところに、根強い人気を誇るパンケーキ専門店「花きゃべつ」があります。
休日ともなると行列が絶えない、創業40年以上という歴史のある老舗店。季節限定メニューを食べるのが楽しみで、ちょくちょくおじゃましています。
ところで「パンケーキ」と「ホットケーキ」の違いは何?
最近、厚みのあるふわふわパンケーキが注目される、くちどけのよいスフレのようなパンケーキが登場するなど、一言でパンケーキといってもいろいろなタイプがあります。
初めにパンケーキと聞いた時「ホットケーキとどう違うの?」と思ったのは、私だけではないはず。昭和産業のホームページを拝見したところ、パンケーキ(pancake)は平たい鍋(フライパンなど)で焼くケーキの総称だそうで、材料的にはホットケーキと変わらないようです。
製菓業界では「ホットケーキ」は甘くてふっくらしたもの、「パンケーキ」は砂糖は控えめで、食事にあうもので薄めの生地、というように考えられているようです(朝日新聞digital「ことばマガジン」より)。
「花きゃべつ」のパンケーキは、薄い生地でふわもち食感が特徴
新しいタイプのパンケーキが次々登場する中、「花きゃべつ」はふわもちっとした食感の薄い生地が特徴。初代から伝わる昔ながらのレシピで作り続けています。
そんなブレない姿勢や、いつ訪れてもおいしいパンケーキが食べられるという安定感が、お店の長い人気を支えるヒミツなのかもしれません。
今回訪れたのは9月末でしたが、まだまだ暑いということで、夏限定のパンケーキと「花きゃべつ」定番のスイーツ系パンケーキを楽しんできました!
常時、約50種類ものパンケーキがラインナップする「花きゃべつ」
分厚いファイルに写真入りでパンケーキのメニューが紹介されています。これを眺めているだけでも楽しくなってしまいますね。
私は夏限定メニュー「サルサドッグ」を注文。同行者はチョコづくしの「ダブルチョコファッジ」をいただくことにしました。
長いウインナーをくるりとパンケーキで巻いて、ピリ辛ソースでいただく「サルサドッグ」
「サルサドッグ」が到着です。こんがりキツネ色に焼かれた薄いパンケーキの中には、長いソーセージ、トマトざく切りのサルサソースが挟まっています。
パンケーキは独特のふわもち食感。甘さ控えめでシンプルな味わいが魅力です。
少しピリ辛のサルサソースが食欲を刺激。中にはチーズも入っているので辛さを少し抑えてマイルドな感じになっています。
こちらのメニューは春~夏限定となっているので、気になった方はぜひ来年のお愉しみに!
甘いマシュマロとチョコレートの組み合わせが幸せな気分に「ダブルチョコファッジ」
同行者が頼んだ「ダブルチョコファッジ」です。ふわもち食感のパンケーキを2枚重ね、チョコクリーム、アイスクリーム、マシュマロ、チョコソース、ナッツをトッピング。
まさにチョコづくしのパンケーキです。ずっと甘いものを食べ続けると味覚がバカになってしまうので、お互いのパンケーキを半分ずつしながら最後までおいしく、味わい尽くしました。
モーニングでの利用もおすすめの「花きゃべつ」
上写真の「ジャーマン」は、じゃがいもとウインナーの入ったドイツの卵料理とコールスローがついたパンケーキ。「花きゃべつ」はお食事系のパンケーキも充実しているので、モーニングにも人気があります。
上写真は2月限定メニュー「オレンジショコラ」。
オレンジチョコクリームにピスタチオとアーモンド、そしてオレンジをトッピング。ビターチョコレートとフレッシュなオレンジの組み合わせがおいしい、ちょっとオトナ味のパンケーキです。
定番はもちろん、季節限定のパンケーキも見逃せない「花きゃべつ」。つい足繫く通ってしまうのも当然のことかもしれません。
近いうちに秋限定のパンケーキを食べに行かなくては。皆さんもぜひ!
【店舗概要】
花きゃべつ(Rettyページ)
営業時間:平日 9時30分~17時(L.O16時30分)/土日祝 9時30分~18時(L.O17時30分)
※たまに休業日あり
住所:東京都目黒区自由が丘1-7-3
問合せ先:03-3724-0310