【キッチンのNG習慣】やっていたら今すぐやめて!暮らしのプロがキッチンでしない3つのこと
毎日使う大切なキッチン。でも、知らず知らずのうちにやってしまっているNG習慣があるかもしれません。そして、その習慣が原因で、キッチンを傷めてしまったり、家事の手間が増えたり、電気代が上がることも。今回は、暮らしのプロである筆者が絶対にやらないキッチンのNG習慣を3つ紹介します。
冷蔵庫の上にモノを置くと電気代が上がることも!
はじめに紹介するNG習慣は、冷蔵庫の上にモノを置くこと。
SNSで見かけるキッチンの中には、冷蔵庫の上にバスケットなどを置いて、収納スペースとして使用していることがあります。ところが冷蔵庫は、放熱を効率よく行うために上部にスペースを空ける必要があり、モノを置くと冷却効率が落ちて結果的に電気代が上がることにもつながります。また、冷蔵庫の上は、埃や油汚れが付着しやすい場所なので、家事ラクの観点からもモノを置くのは避けた方が良いでしょう。もし、汚れ防止でラップなどを敷く場合は、取扱説明書を確認し、排気口を避けるなど、放熱の妨げにならないよう注意しましょう。
食器を積み重ねすぎると家事の手間が増える!
次に紹介するNG習慣は、食器を積み重ねすぎること。
食器は、積み重ねるとたくさん収納できます。でも、積み重ねると、下の方の食器を取り出すのに手間がかかり、毎日の食事の準備がストレスになることも。また、下にある食器に負荷がかかり、割れたり欠けたりするリスクが高まります。収納スペースを効率的に使うためには、ディッシュラックを使用して食器を立てて収納する、もしくは、コの字ラックを使用して重ねる枚数を最小限に抑えるなどの工夫が必要です。そうすることで、使いたい食器が取り出しやすくなって家事効率UP。お気に入りの食器を長く大切に使うことができますよ。
シンクに熱湯を流すと寿命が縮まる!
最後に紹介するNG習慣は、シンクに熱湯をそのまま流すこと。
ケトルに残ったお湯や、麺類や野菜のゆで汁など、シンクに熱湯を流してしまうことはありませんか?実はこの習慣、シンクや排水管に大きなダメージを与えています。ステンレス製のシンクにお湯を流した時に鳴る「ボンッ」という音。これは、ステンレスが変形した時に鳴る振動音で、繰り返すとシンクの寿命が縮まります。また、シンク下の排水管は、熱湯を流すことで変形したり、ひびが入ることもあり、水漏れを引き起こす可能性があります。熱湯は、シンクにそのまま流すのではなく、流水と一緒に流すか冷めてから流すようにしましょう。
今回は、暮らしのプロである筆者がキッチンで絶対にやらないNG習慣を3つ紹介しました。大切なキッチン、NG習慣をやめて、長く安全に使いたいですよね。
キッチンを綺麗に保ちたい方は、「掃除のしやすさが1番!キッチンの綺麗が続く3つの秘訣」もおすすめです。
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