その止まらない咳、観葉植物のカビが原因かもしれません
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
そろそろ始まる梅雨。
雨が続くと部屋の換気が疎かになりますし洗濯物の室内干しも増えます。
住まいのカビ対策が気になるところ。
そんな時忘れずチェックして欲しいのが観葉植物。
コロナウイルスの流行による外出自粛で在宅時間が増えた為でしょうか、植物に興味がなかった人でも観葉植物を購入するケースが増えています。
初心者にも扱いやすい観葉植物。
でもジメジメした季節は注意が必要です。
観葉植物にカビが生えるのをご存じですか?
観葉植物のカビはアレルギーや深刻な肺炎を引き起こす原因となっています。
最近話題になった加湿器肺炎。
加湿器の中に発生したカビなどが人間の肺や気管支に入ってアレルギー反応を起こすことが原因です。
これと同じようなことが観葉植物でも起きているのです。
掃除は行き届いている。
布団も干した、エアコンクリーニングもしたのに咳が止まらない。
ひょっとして観葉植物にカビが生えていませんか?
観葉植物のカビはアレルギーやアトピー、過敏性肺炎の原因となります。
観葉植物の土に注意
観葉植物で注意すべきは「土」
土にはカビが好む有機物質が多く含まれています。
温度と湿度が上がるこれからの季節、気を付けないと土はカビの温床になってしまいます。
カビの菌はどこにでもいる
いくら清潔にしていても家にはカビの胞子が漂っています。
これをシャットアウトするのは不可能。
住居のカビは以下の3つの条件が整うと繁殖していきます。
- 温度 20度から30度を好みます
- 湿度 60%を超えるあたりから活発になります
- 栄養 埃、垢などの有機物質全般です
温度と湿度が高いため梅雨時にパンを放置するとすぐにカビが生えてしまいますよね。
3つの条件が揃ってしまったからです。
これは観葉植物の土にも言えることです。
観葉植物の土にカビが生える原因
水のやり過ぎ
水やりの回数が多いと土は常に湿っている状態になってしまいます。
これはもう水のやり過ぎ。
観葉植物の水やりは必ず土が乾いてから行って下さい。
目安は土の色が白っぽくなっているか、乾燥してサラサラしているか。
水やりは大切ですが、観葉植物は乾燥気味に管理する方が枯れません。
その他にも受け皿に常に水が溜まることがないよう気を付けて下さい。
置き場所に通気性がない
観葉植物には直射日光を嫌うものもあります。
だからといって窓のない部屋や風通しの悪い日陰に置きっぱなしはやめましょう。
空気が循環しないと水分が蒸発せず、土が湿った状態が長く続き湿度が上がります。
設置場所を風が通る箇所に変更しましょう。
固形の有機肥料
野菜や花の鉢植えに使う固形の有機肥料を観葉植物の鉢に置くとカビの原因になります。
観葉植物には専用の肥料、もしくは液肥をやりましょう。
よく聞くのが観葉植物に肥料のつもりでコーヒーかすを置いてカビを発生させてしまう失敗。
コーヒーかすは発酵させずにそのまま置いても肥料にはなりません。
観葉植物にカビが生えたら
観葉植物の土にカビが発生してしまった!
あわてて土をかき集めたりしないで下さい。それでは反対にカビの胞子をまき散らせてしまうだけ。
観葉植物のカビにはとてもかんたんな対処法があります。
消毒用アルコールスプレー
どこの家庭でも常備している消毒用のアルコール、キッチンなどに使うアルコール除菌スプレーで土のカビに対処できるのです。
観葉植物にはラップを被せ、カビとその周囲の土に消毒用アルコールを直接スプレーして下さい。
カビには早く対応することが大事、観葉植物が植えられている状態で構いません。直ちにカビを除去しましょう。
早く対処すればこれだけで十分。カビは消えてしまいます。
丁寧にスプレーした後は観葉植物にかけたラップをとることを忘れないで下さい。
その後の水やりはアルコールが完全に蒸発して乾いてから。
カビが生えていた観葉植物は風通しの良い場所に置き場を変え、しばらくはカビがまた生えてこないか観察することを忘れないで下さい。
気温と湿度が高い日本の夏。人間も観葉植物も元気に過ごしていきましょう!
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