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「なにわラグジュアリー」OMO7大阪by星野リゾート!ディナーも驚き!大阪愛溢れるコース

磯貝由起スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

“なにわラグジュアリー”を体感できる『OMO7大阪 by 星野リゾート』
実際に宿泊を通して感じた、OMO7大阪 by 星野リゾートの魅力を体感しました。楽しみにしていたディナーは、大阪愛溢れるコース。しっているようで知らない何処にもないメニューをご紹介します。

星野リゾートの「街ナカ」ホテルブランド「OMO」

大阪の食文化に独自のアレンジを加えたディナーを楽しめる「OMOダイニング」

大阪の新今宮という庶民的なエリアに突如、そびえたつ「OMO7大阪(おも) by 星野リゾート」。「OMO(おも)」とは、『星野リゾート』の「街ナカ」ホテルブランド。なにわラグジュアリー感を大事にした特別感のあるホテルです。
宿泊時の晩御飯はこちらで頂くのを楽しみにしていました。
「OMOダイニング」では2種類のディナーコースを楽しめます。
「大阪の食の本質を表現する」をテーマに、大阪の郷土料理や大阪で親しまれている食材を、フランス料理をベースにイノベイティブに仕上げ提供してくれます。総料理長は瀧井杏香氏という若き女性なのも期待感が高まります。

「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」

誰もが期待する、あの大阪定番メニューが「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」と「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」として登場。
今回は大阪の伝統料理をアレンジした 「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」をご紹介します。
「天下の台所」という言葉があるように、大阪の文化を語る上でかかせない「食」。古くから固定概念にとらわれず、「自由闊達」な発想と、むだなく能率的に物事を進める「合理精神」から生まれた料理が多くあります。関西人でも今はなかなか食べる機会がない、後世に残したい伝統料理がリストにつらなっています。
が!出てきたものは想像に及ばないものばかりです!

「箱寿司」

「箱寿司」は大阪の郷土料理として古くから親しまれている料理で、木製の箱に酢飯と魚介を詰めた押し寿司です。彩り豊かな美しい一品目が運ばれてきました。

具材の下にはご飯が、、、とおもっていたらスライドしてみると魚介や卵の具材の下には酢飯の代わりにアボカド、クスクス、ジャガイモなどが層になっているのです!

割鮮(かっせん)

大阪ではお造りのことを「割鮮」といいます。関西人が大好きなフグが登場!
「てっさ」と呼ばれる、フグのお造りをモダンにアレンジ。なんとネギのアイスクリーム、ビーツのピューレ、いり酒を泡に仕立てて現れます。一見スイーツかと思いましたが、確かにネギのアイスが甘い!

半助

大阪料理は「始末の料理」と言われています。食材を無駄なく使うという大阪食文化から煮物などに使われるのですが、大阪では鰻の頭のことを「半助」といいます。その半助を煮凝りにしました。
フランス料理では、赤ワインで煮ることが多い鰻は、蒲焼きをイメージして甘みのあるマデラ酒ソースで煮込み、煮凝りは出汁の代わりにコンソメを使い仕上げています。これはもう全く新しい料理!そして半助の文字はうなぎと相性の良い山椒で書かれています。

船場汁

塩鯖のあらと大根を使った潮汁で、明治から大正にかけて大阪の商業の中心地として賑わった問屋街船場で古くから親しまれてきた家庭料理です。こちらも魚のあらまで余さず利用する、大阪らしい“始末の料理”。
今回も驚きのニューバーション。薄い色の出汁の料理のイメージでしたがでてきたものはあたたかいガスパッチョです。骨まで使っていますというのが付け合わせでもわかります。

煮おろし 

煮物の調理方法のひとつで、大根おろしを煮汁に加えて煮た料理のこと。が出てきたものは想像もつかないような料理。大根のなかには、カレイのフリットが。

どて焼き

新今宮から近い、ジャンジャン横丁などでは串カツやさんや居酒屋さんの人気メニューとしてかならず提供される人気の一品。
こちらではやはり上品!セロファンに包まれマドレーヌを添えられて提供されます。

やわらか牛スジ肉にからんだ味噌が絶品。

かやくご飯

関東で五目ご飯や炊き込みご飯と呼ばれているものが、関西ではかやくご飯と呼ばれているんです。登場したのは蛸の味が活きたパエリア。スペインの炊き込みご飯ですね。

デザートも箱寿司

デザートに箱寿司が再び登場。綺麗!フルーツやブラマンジェなどいろいろな味が楽しめます。ピスタチオのクリームがこくがあり美味しい。

最後までびっくり!楽しかった!特に、オードブルの箱寿司とデザートの箱寿司はおいしかったし、サプライズも満載、そしてストーリー性を感じました。

最後にコーヒーまたは紅茶ががついて13000円(税サ込)。私たちはボトルワインをオーダーしゆったりと楽しみました。

かなりおなか一杯になるので、もう少し軽めなコースがでてくれたらさらにうれしいし、
宿泊者しか楽しめない特別感も嬉しいのですが、あまりにも美味しくて楽しかったので宿泊者以外も楽しめるようになれば嬉しいな!

「Naniwa Neo Classic」概要

■料金   :1名 13,000円(税・サービス料込)*宿泊料別

■予約   :公式サイトより要予約

■備考   :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。

OMO7大阪 by 星野リゾート
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須西3-16-30
電話番号:050‐3134‐8095  
JR「新今宮」駅東出口より左手目の前
南海電鉄「新今宮」駅北出口より右手目の前
大阪メトロ「動物園前」駅6番出口より左手高架下を抜けて、左手目の前
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スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

英語教室オーナーであり、好きな英語と、甘いものを楽しむ毎日。3万以上のスイーツ情報紹介。特にプリンは1万個のプリンを知るプリンの女王と呼ばれています。

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