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東京都台東区/麻婆豆腐が激辛&激ウマ!本場中華の味を活かした居酒屋料理がグッドな「食処酒処いいおか」

デヤブロウ街歩きWebライター(東京都台東区)

 今回は浅草寺西側・ひさご通りにある居酒屋「食処酒処いいおか」を紹介いたします。
 大小様々な飲食店がひしめく浅草では、何気ない路地裏や商店街にも隠れた良店がたくさん。「いいおか」もそんなスポットの一つで、外観から想像のつかない実力派な味付けがオススメの一店です。

◆コンパクト&清潔で居心地よい店内

 「食処酒処いいおか」があるのは、ひさご通りでも北側にあたる、言問通り近くの場所。真新しいお店の看板が目印です。

 店内はカウンター席が中心のコンパクトな空間で、全体に明るく清潔感のあるつくり。

 ここは年配のご夫婦が丁寧にお店を切り盛りしており、温もりある接客が特徴です。地元の方々が多く訪れていることからも、お店の信頼度の高さが伺えます。

 店内のメニューはすべて手書き。温かみのある文字が、下町の雰囲気をより一層引き立てます。個人的に気になったのがマーボ(麻婆)豆腐単品で1,000円という強気の設定に「どんな味かな…?」と惹かれます。

◆本場中華のレシピ&テクニックを活かした居酒屋料理が絶品!

 「食処酒処いいおか」の特徴は、料理の一品一品が素朴ながら、どれも味の品質がとても高いこと。それもそのはず。店主さんとお話したところ、今は居酒屋経営ながら、以前は池袋の中華料理店で総料理長をされていたそうです。

 レンコンはさみ揚げ3ヶ(480円)は、レンコンの適度な厚みとサクサクの衣、そして挽肉の味わいが絶妙で、小品ながら食べ応え抜群です。

 山もりもやし炒め(590円)にはニラと豚肉がトッピングされており、ジューシーな味わい。名前のとおりボリュームとコストパフォーマンスも良く、お客さんを満足させます。

 そして、注目していた麻婆豆腐(1,000円)は、注文する際に「辛いですよ」という奥さんの一言から始まり、実際に辛くて美味しい逸品。四川風の味付けで、店主さんいわく「これくらい辛くないとダメ、インパクトが大事」とのこと。たしかに辛さと味のバランスが絶妙…!

 見た目上はごく普通の下町定食風ながら、その内面には奥深い中華ワールドが秘められているのです。

 ライス、みそ汁、香物のごはんセット(350円)もあり。〆にはぴったりですね。

◆豚の角煮も気になる

 なお、店主さん一番のオススメは豚の角煮(1,200円)とのこと。豚肉を三日間漬け込んで、じっくりと味を染み込ませた自慢の逸品です。

 すぐに売り切れてしまうほどの人気メニューなので、注文できたら幸運と言えるでしょう。次回訪れた時は注文してみたいです。

 何気ない商店街のなかに何気ない雰囲気で在りながら、料理の味は間違いなく実力派のお店です。こういうお店にそこかしこで巡り会えるのが浅草の面白さですね。

食処酒処いいおか/※Rettyページ
【住所】
東京都台東区浅草2-25-6
【最寄駅】
つくばエクスプレス・浅草駅A出口から徒歩3分
【営業時間】
水〜月/11:30〜14:00、17:30〜22:00
【定休日】
火曜日
【電話番号】
03-6325-0357
【PayPay決済】
対応可

街歩きWebライター(東京都台東区)

カフェ・居酒屋探し、博物館・美術館見学、銭湯巡りや寺社探訪など、都心部の街歩きが大好き!特に都内で暮らし始めた頃に住んでいた浅草近辺、博物館・美術館が沢山ある上野界隈など、台東区内を月に2~3回は散策しています。東京23区でも面積最小ながら、歴史と見所が詰まった台東区の魅力を積極的に発掘・発信していきます!

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