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実は上司に使うと失礼な敬語8選

こんにちは、えらせんです。
今回は「上司に使うと失礼な敬語」というテーマで話していきます。普段何気なく使っている敬語が、実は上司や目上の人にとっては失礼に聞こえることがあります。ビジネスシーンでは、適切な敬語を使うことで信頼を得ることが大切ですよね。今日は、注意すべき敬語についてみていきましょう。

1.「ご連絡いたします」 → 「連絡いたします」

謙譲語の「ご」と「いたす」の二つが重なると、二重敬語になるため正しい敬語ではありません。また、自分が行う「連絡」に「ご」を付けるのは誤りです。「ご〜」は相手の行為に対して使う敬語表現なので、自分が連絡する場合は「連絡いたします」が正しいです。

2.「了解しました」 → 「かしこまりました」

「了解しました」は、上司に対して使うと少しカジュアルすぎます。上司やお客様には「かしこまりました」と丁寧な表現を使うのが適切です。特にメールや口頭でのやり取りでは気をつけたいポイントです。

3.「なるほどです」 → 「勉強になります」

「なるほどです」は相槌として便利ですが、敬語としては不十分です。上司に対しては「勉強になります」や「参考になります」といった表現の方が、感謝の気持ちが伝わりやすく、より適切です。

4.「すみません」 → 「申し訳ございません」

「すみません」は日常的な謝罪に使えますが、ビジネスシーンでは丁寧さに欠けます。上司やお客様には「申し訳ございません」としっかり謝罪することで、誠意が伝わります。軽く「すみません」で済ませないようにしましょう。

5.「お世話様です」 → 「お世話になっております」

「お世話様です」はカジュアルな表現で、同僚や友人間では問題ありませんが、上司や取引先には少しフランクすぎます。ビジネスの場では「お世話になっております」を使うのが正しいマナーです。

6.「頑張ってください」 → 「ご健闘をお祈りいたします」

「頑張ってください」は励ましの言葉として使えますが、上司に対してはやや失礼に聞こえることがあります。上司を応援する際は「ご健闘をお祈りいたします」など、少し丁寧な表現を選ぶと、よりスマートに伝えられます。

7.「どうしますか?」 → 「いかがなさいますか?」

「どうしますか?」はカジュアルな言い回しです。上司や目上の方には「いかがなさいますか?」という丁寧な言葉で尋ねるのがベターです。相手に選択を委ねる時は、より敬意を込めた表現を心がけましょう。

8.「よろしかったでしょうか?」 → 「よろしいでしょうか?」

「よろしかったでしょうか?」は過去形のため、上司に確認する際には少し不自然です。確認する時は現在形の「よろしいでしょうか?」が正しいです。特に重要な確認事項の時には、慎重に使い分けたいですね。

まとめ

どうでしたか?上司に対して失礼な敬語は、意図しなくても相手に誤解を与えることがあります。より丁寧で適切な敬語を心がけることで、信頼関係を築きやすくなります。敬語は難しいですが、少しずつでも正しい使い方を身につけていきましょう。

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「世界をポジティブにする」をモットーに発信中。恋愛、人間関係、お金、全ての土台は思考法。コミュニケーション術や、心理学などを中心に執筆していきます。海辺でご飯を食べるのが好き。著書「一生使える言い換え言葉(ワニブックス)」

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