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東京にいながら”京都”を訪れたような紅葉風景…!しかも超穴場!戦後作庭では首都圏最大の日本庭園

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こんにちは、ホリデーノートのotoです。今回は、東京でとても美しい紅葉景色が楽しめる穴場の日本庭園へ行ってきました。
目に映る風景はまるで京都を訪れたように風情たっぷり!「京都に紅葉を見に行きたいけど…時間がない」という方にもおすすめです。

なお、この記事の写真は2024年11月29日に撮影したものです。

紅葉絶景の穴場!国営昭和記念公園の日本庭園

秋の国営昭和記念公園といえば、イチョウ並木がとても有名です。”東京のイチョウ並木名所”として必ず名前があがるほど。
園内では、立川口側にある「カナール沿い」と、「かたらいのイチョウ並木」の2ヶ所にイチョウ並木があり、それぞれ200m、300mと長い距離を楽しめます。

筆者が訪れたときは、イチョウはもう終盤でだいぶ落ち葉が目立っていましたが、それでも黄金色がつづく風景は別世界のようです。

しかしイチョウの見頃が過ぎたからと言って、まったく残念に思う必要はありません!なぜなら、国営昭和記念公園には、あまりに美しい紅葉の景色を見ることができる日本庭園があるのです。

国営昭和記念公園はイチョウ並木が有名すぎることや、園内が広大すぎることから見落とされがちですが、池泉回遊式の日本庭園は驚くような美しさ。
しかも、紅葉の季節はまるで京都を訪れような風情のある景色が広がります。他のお客さんも「京都に来たみたいねぇ」と話されていて、筆者も心の中で「本当にそうですよねぇ」と共感してしまいました。

日本庭園は1997年(平成9年)4月に完成したもの。戦後に作庭された日本庭園では首都圏最大の規模を誇ります。
園内には中心に大きな池があり、池には趣のある木の橋が架けられています。京都の嵐山にある渡月橋のような趣ですね。
背景の木々は赤や黄、オレンジ、緑とさまざまな色に変化し、絵画を見ているよう。

冬の風物詩である雪吊りも見ることができます。空も広いこの景色が東京だなんて驚いてしまいますね。

園内には期間限定で風鈴回路も登場。夏の風鈴とは違う秋らしい色合いの、少々ぽってりとした風鈴は、風が吹くと心地のいい音色を奏でます。風鈴の短冊には紅葉の切り抜きがされていましたよ。

東の門では、和傘のデコレーションも見ることができました。ちょうど、オレンジ色の紅葉と竹林をあわせて写真に撮ることができ、やはり古都を訪れた気分。

国営昭和記念公園の日本庭園では抹茶が楽しめる

園内の「歓楓亭(かんふうてい)」では、抹茶とお菓子でひと休みできます。一服700円で先払い。この日のお菓子はキレイな朱色をした紅葉モチーフ。お菓子でも紅葉が楽しめるなんて嬉しくなります。

「歓楓亭」からは紅葉はもちろん、池に架かる橋や雪吊りもふくめて、園内を綺麗に見渡すことができます。

竹林を借景とした「盆栽苑」も併せて楽しんで

日本庭園のもう一つの見どころが、竹林を借景とした「盆栽苑」です。日本初の国営盆栽苑だそうで、盆栽苑でも紅葉を見ることができました。
ミニミュアのような可愛らしい盆栽から、龍のような勇ましい幹を従える盆栽まで、日本の伝統美に惚れ惚れすることでしょう。

お抹茶がいただける「歓楓亭」の近くにありますので、ぜひ併せてご覧になってみてはいかがでしょうか。

国営昭和記念公園 日本庭園
住所:東京都立川市緑町3173
電話番号:042-528-1751(自動音声案内)
開園時間:時期によって異なりますので公式サイトでご確認ください
公式サイト(外部リンク)

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WEBメディア「ホリデーノート」運営。Amazon Kindle最高3位『わたしをご機嫌にする休日』著者。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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