地元出身の人気モデル、中澤瞳さんを起用した「ニュー・ウエダ」キャンペーン。観光ガイドには掲載されない上田市の「B面」を、新たな魅力として首都圏向けに発信しました。

2021年の第1弾「レトロ」で紹介された「Kimik」に、「（中澤家）お父さんスペシャル」という裏メニューがあると知って、真相を確かめに伺いました。（訪問日：2024年12月11日）

創業からすでに半世紀ほどになる「Kimik」といえば、「たらこ（明太子）クリーム」スパゲッティと「メガ盛り」が代名詞となっています。

他にバリエーション豊富なスパゲッティの種類のなかでも、目を引くのは「かんずり味」です。

「かんずり」は新潟県妙高市（旧：新井市）に古くから伝わる発酵香辛調味料で、酸味のある塩辛さが特徴です。

中澤瞳さんがいつも食べているという「お父さんスペシャル」、それはお店の看板メニューとなっているクリーム味で、たらこ（明太子ではありません）7割、うめ3割。

中澤家以外のお客様でも注文OKとのことで、「小盛」でいただきました。これが、納得の美味しさ。

クリーム味のたらこスパゲッティは、ボリュームがボリュームだけに、食べ疲れした過去の記憶がありました（ン十年前は平気でしたが）。

それが梅の酸味が加わることで、実に食べやすくなった印象が。瞳さんパパ、ナイス・アイディアをありがとうございます。

スパゲッティだけでも「こんなに？」というほど多彩なメニューがある「Kimik」。それに加えてピラフ、カレー、ポークソテー、サンドイッチまで。

誕生日パーティーなどで注文される名物「特製BIGアップルパイ」も、直径25cm&高さ5cmの巨大サイズ。普通サイズでも15cmくらいはありそうでした。

チョコレート・アップルパイという変わり種もありますよ。

ドリンクメニューのラインナップはザ・昭和の喫茶店といった感じがします。

ミルクセーキとかソーダフロートという響きに懐かしさがこみ上げました。

●Kimik●

住所：上田市真田町本原荒井1137
営業時間：11時から15時
定休日：不定休
公式サイトやSNSはありません。