Yahoo!ニュース

ゴールデンウィークは新感覚のアート鑑賞を楽しもう!「ゴッホ アライブ神戸展」【兵庫県立美術館】

吉本さとる旅好きフリーライター

4月も半ばに入り、そろそろゴールデンウィークが待ち遠しい時期になりました。今回は、関西近郊にお住まいの方をはじめ、ゴールデンウィークに近畿圏へ遊びに来る方にオススメの新感覚のアート鑑賞をご紹介します。

その展示が『ゴッホ アライブ神戸展in兵庫県立美術館』。

【開催期間:2023年3月18日(土)~6月4日(日)】

兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーにて開催中!
兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーにて開催中!

『ゴッホ アライブ』とは、芸術とエンターテイメントを融合させ、五感でアートに惹き込まれる体験ができる展覧会。2011年にシンガポールで初開催されて以来、世界中で850万人以上の人々を魅了してきた『ゴッホ アライブ』が、この春、名古屋を経てついに神戸に上陸しました。

アート鑑賞といっても、従来の美術館とは違い、360度巨大なスクリーンに囲まれて映像でゴッホの絵画が堪能できるため、これまで美術館へ行ったことがない方も安心して楽しめる内容です。

360度スクリーンに映し出された絵画は、まさに圧巻のひと言!
360度スクリーンに映し出された絵画は、まさに圧巻のひと言!

館内は、心地よい音楽が流れ、ゴッホの若かりし頃の作品から晩年に描いた作品まで、時代の流れとともに映像(約40分)が移り変わるので、まるで1本の映画を観ているような気分に。

ビーズクッションやベンチのスペースもあり、座りながらゆっくりと鑑賞することもできます。小さなお子さまが夢中になって映像を見入っていたのが印象的で、まさに子どもから大人まで誰もが楽しめる新感覚アート体験といえるでしょう。

本当に映像!?と疑いたくなるような再現性でびっくり!
本当に映像!?と疑いたくなるような再現性でびっくり!

また、映し出される映像はかなり精巧で、筆のタッチや繊細な色づかいが見事に再現されています。ゴッホが好きな人はもちろん、絵画鑑賞が好きな人もじゅうぶん満足できる展示となっています。

他にも、ゴッホの作品内に入り込むことができる《アルルのフィンセントの寝室》を再現したスポットや、代表作《ひまわり》をイメージした360度ひまわりに囲まれたスポットなど、『ゴッホ アライブ』は見どころ満載!

《アルルのフィンセントの寝室》を再現したフォトエリア
《アルルのフィンセントの寝室》を再現したフォトエリア

「わぁ~!」と思わず声が漏れる一面のひまわりエリア
「わぁ~!」と思わず声が漏れる一面のひまわりエリア

館内はすべて写真・動画の撮影がOKなので、体験だけでなく思い出にも残せる展覧会です。

兵庫県立美術館は、神戸からはもちろん、大阪からもアクセスしやすい立地なので、ぜひ、お友達やご家族を誘って、ゴールデンウィークの思い出づくりにアートを満喫してみてはいかがでしょうか。

カラフルな模様のカエルが目印の兵庫県立美術館
カラフルな模様のカエルが目印の兵庫県立美術館

公式ホームページ:兵庫県立美術館

住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1

アクセス:【阪神電車】岩屋駅(兵庫県立美術館前)から徒歩約8分、【JR神戸線】灘駅南口から徒歩約10分

休館日:月曜日(ゴールデンウィーク中(5/1)を含む)

開館時間:10時~18時(最終入場は17時まで)

チケット:(ゴッホ アライブ当日券)一般2,500円、高校・大学生2,000円、小・中学生1,500円

※未就学児童は無料

旅好きフリーライター

『足踏みしてても、靴の底は減るぜ。』をモットーに、旅を愛するフリーライター。これまでに国内46都道府県・海外15ヶ国へ旅をし、マレーシアでは10ヶ月間の海外生活を経験しました。現在は大阪を拠点に、旅行記事をはじめ、企業情報や就職に関するインタビュー取材・執筆活動をしています。宣伝会議『編集・ライター養成講座』45期修了生。

吉本さとるの最近の記事