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【御殿場市】一点は持っていたい 和装の相談なら『正直屋』で!着たくなる着物がきっと見つかります!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

御殿場湯沢商店街ワイワイロードの一角にある『呉服と染 正直屋』さん。

呉服屋さんと聞くとなんだか身構えてしまいますが、ショーウインドウにはおちゃめなペンギンがいたり、素敵な陶器などがディスプレイされていて、敷居の高さを感じません。

お目当てのお店が定休日だったので、何気なく立ち寄ってみました。

入口に見えたのは津軽びいどろの一輪挿しと、佐賀県康雲窯の藍染の鮮やかな色をした幸運の象徴と言われる青い鳥をモチーフにしたシリーズ。

日々の生活の中にちょっとした贅沢品として取り入れたくなる素敵な陶器です。

夏の涼しげな反物。

自分に合わせて仕立ててもらう着物は、既製品と違って特別感があります。

着回ししやすく、着られる季節も長い、そして何よりもおしゃれな小千谷縮。

井登美、優華壇の鳥獣戯画はネットでもほとんど完売している人気生地!

濃い色合いですが、ぼかしになっているので重すぎず、落ち着いた雰囲気です。

こんな素敵な浴衣なら、毎日でも着たくなっちゃいますね。

和装小物も充実しています。

また、しっかりと採寸して自分だけのオーダーメイドスーツも仕立ててくれますので、既製品だとなかなかぴったりのサイズが見つからない方や、こだわりを持った方におすすめです。

店主さんに『正直屋』のオススメをお聞きしました。

こちらの帯は、さりげない刺繍が施されています。

帯締めをしたときに刺繍が見えるのがおしゃれ。年齢を問わず愛用できそうです。

長襦袢というと、白色や薄い色のモノを思い浮かべますが、こちらはひよこのアップリケ、絞り、刺繍を施されたもの。

袖を通した時にさりげなく見えるひよこがかわいい!

こちらは反物屋さんの奥さんが趣味で作ったもので、他にはない1点ものだそうです。

美しい絣のグラデーションと透け感があり、さらりと涼やかな素材の明石縮は、夏の薄物として長着はもちろん、薄羽織としてもおすすめなんだそう。

襦袢によって、全体の色調を微調整でき、きちんとした帯でお出かけにも、麻の帯で気楽に着ることもできます。

私が気になったのは、mizutoriさんの下駄です。その中のひとつに猫柄の鼻緒の下駄がありました。

「ちょっと小さめですが…」と店主さん。履いてみると、なんとシンデレラフィットでした。

「まるで貴方に出会うのを待っていたようですね!」店主さんのそんな冗談も、嬉しくなるような素敵な出会い!

mizutoriは、足型にフィットするくぼみがあり、足の甲をつつみ込むような鼻緒で、とても履き心地が良く、普段着にも合わせやすいので着物でなくても日常使いできます。

しかもmizutoriは静岡市葵区で作られていると聞き、さらに愛着が湧きました。

店主さんをはじめ、奥様の人柄に、ついつい立ち寄りたくなる『呉服と染 正直屋』

笑顔が絶えない時間を過ごさせて頂きました。

現在、ショーウインドウにいる2匹のペンギンの名前を募集中!

南極に帰る予定の船が台風の影響で欠航になったので、31日まで正直屋にいるそうです。

素敵な名前やニックネームが思いついたら、店頭、電話、ラインで応募して下さい!

どんな名前になるのか、楽しみです。

ちなみに私も応募しちゃいました!

呉服と染 正直屋
住所:御殿場市二枚橋2
TEL:0550-82-0529
定休日:水曜日
営業時間:10:00〜19:00

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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