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大根を1ヶ月も長持ちさせる保存方法!調理がラクになり時短にも!

ぱるとよ料理研究家

冬の寒い季節になると、温かいおでんが食べたくなります。特に、味がしみたおでんの大根は格別です。しかし、大根は量も多いので1回で食べきれないことも!

そんな残った大根を1ヶ月も長持ちさせる方法を、元スーパーの青果担当だった私が紹介します。誰でも簡単にできて、しかも調理の時短にもなる保存方法です。

大根を長持ちさせるには冷凍保存がオススメ!

大根の長期保存には冷凍が適しています。

皮をむき、好みの厚さに切った大根を食品用保存袋に入れ、冷凍します。冷凍対応の食品用保存袋に入れる際は、大根が平らになるようにし、重ならないことが大切です。

この方法だと1ヶ月ほど保存ができます。大根を食べきれないときは、冷凍保存がオススメです。

冷凍すると調理の時短になる!大根の煮物が半分の時間で完成!

冷凍保存するメリットは、大根が長持ちするだけではなく、調理の時間が短くなります。

生の大根を柔らかくするには時間が必要ですが、冷凍大根は細胞が壊れているため、加熱すると生で加熱するより、早く柔らかくなります。実際に冷凍大根を使うと、通常の半分程度の時間で箸が通るほど柔らかくなります。これは大根の量にもよりますが、時間を大幅に節約できます。

実際に「生の大根」と「冷凍の大根」で煮物を作って比較してみました。

左:冷凍大根、右:生大根(同じ時間調理した結果)
左:冷凍大根、右:生大根(同じ時間調理した結果)

その結果、冷凍してあった大根の方が、味がよくしみていることがはっきりとわかります。

冷凍した大根を使って柔らかく煮た後は、火からおろしてそのままにしておくだけで、調理の時短、光熱費の節約ができますね。

あまり変わらない食感!

冷凍した大根は、生の大根と比較しても食感に大きな差はありません。

他の野菜と異なり、大根は冷凍してもそこまで質感を損ないません。冷凍することで長期保存が可能になり、必要なときにすぐに使えるので、とても便利です。

まとめ

  • 大根は冷凍保存で1ヶ月も持ちます。
  • 冷凍した大根を使えば、大根の煮物を半分の時間で作ることができる。
  • 食感は生の大根とあまり変わらず、長期保存にも向いている。

上手な保存方法として、大根の冷凍保存はとても効果的です。時短はもちろん、食材を無駄にしないという点でも大変おすすめの方法です。冬の定番料理をもっと気軽に、そして経済的に楽しむためにも、ぜひこの方法を試してみてください。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

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