寒くなってくるとラーメンが食べたくなりますね。いや30度を超える真夏日でも食べますが。

そんなことで美味しいラーメンが食べたくて向かったのは、旭川環状線沿いの永山8条5丁目にある『ラーメン専門一番 永山店』です。

永山店となっていますが、現在「一番」の店舗はここだけ。

かつては忠和の本店と神居店がありましたが、2店舗とも閉店してしまい「一番」の味を守っているのは『ラーメン専門一番 永山店』だけです。

前回、記事で紹介したときはミルクバター味の「牧場ラーメン」を頂きましたが、『ラーメン専門一番 永山店』のオススメは「みそラーメン」。

しかし、店主に伺うと「みそラーメン」同じぐらいに「醤油ラーメン」も出るそうです。

そこで今回は「醤油ラーメン」を注文しました。

実は『ラーメン専門一番 永山店』の店主とは、40年来の知り合い。

筆者がレストランの厨房で働いていた時に、まだ高校生だった彼がアルバイトでホールの仕事をしていました。

おじさんが経営していた忠和の本店で修業した彼が『ラーメン専門一番 永山店』を開いたのは平成6年、お母さんと二人でラーメンを作り続け来年で30年になります。

最近では、麺を茹でるのにテボザルを使い、時間はキッチンタイマーで計るお店が多いですが、『ラーメン専門一番 永山店』は平ザルを使い、毎回自身でゆで加減を確認してから麺を上げます。

『ラーメン専門一番 永山店』の「醤油ラーメン」は、昔ながらの懐かしい味。

具にはチャーシューやメンマの他、炒めたモヤシがのっていますが、なんとこのモヤシ！1本1本丁寧にヒゲ根が取られています。

こんな手間のかかる作業も本店と同じ。麺を茹でる流れもラーメンの味も忠和にあった本店の教えを忠実に守り続けています。

ラーメンを頂きながら、「醤油ラーメンを食べるの忠和の時以来かも」なんて店主と話をしましたが、調べたら昨年12月に食べに来ていました。

まぁ昨日食べたものも思い出せないお年頃。半年以上前のことを覚えているはずがありません。