原口元気埼スタ帰還の初戦を白星で飾れず FC東京に完封負け
明治安田Jリーグ第31節。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムにFC東京を迎えての一戦となった。前節のG大阪戦からヘグモ監督が解任となり、昨季率いていたマチェイ・スコルジャ監督が新たに指揮を執り、7試合ぶりの勝利を挙げた。FC東京戦では連勝を狙った試合となった。
試合は立ち上がりの8分、東京の右からのクロスをDF井上黎生人がクリアするも、このボールが自陣のゴールに吸い込まれてオウンゴールとなり、FC東京に先制を許す。さらに17分、CKの流れからDF石原広教がVARの判定で、ハンドを獲られてPKに。このPKをMF荒木遼太郎がゴールを決めて2-0とされた。26分にFWブライアン・リンセンが負傷交代となり、FWチアゴ・サンタナが投入された。前半は浦和レッズにとってはアクシデント続きとなり、2点のビハインドで折り返すこととなった。
ハーフタイムにDF石原広教とMF松尾佑介が交代。関根貴大が右サイドバックに入り、後半に入った。膠着状態が続く中で、浦和に帰還したMF原口元気とMF長沼洋一をMFサミュエル・グスタフソン、MF大久保智明に替えて投入した。MF小泉佳穂も投入してゴールに迫るも東京の守備を最後まで崩せず。試合は2-0で終了。前半で見せた隙が最後まで響き、スコルジャ監督、埼スタ復帰初戦は白星で飾ることができなかった。