昌平が埼玉県勢51年ぶりのインハイ全国制覇
8月3日、福島県のJヴィレッジで集中開催で行われた令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)サッカー競技大会の決勝戦が行われて、初の決勝進出を決めた埼玉県代表の昌平高校が、熊本県代表の神村学園を3-2で破り、初の全国制覇を決めた。埼玉県勢としては、1973年の児玉高校の優勝以来、51年ぶりに埼玉県に優勝をもたらした。
試合は、前半16分に神村学園が福島和毅のゴールで先制する。しかし昌平も前半アディショナルタイムの36分に長璃喜のゴールで同点に。後半も一進一退の展開の中で、後半64分に松下永遠のゴールで神村学園が勝ち越し。しかし昌平もここからギアをあげて、66分に長璃喜のゴールですぐさま追いつくと、68分に長璃喜のクロスから鄭志錫がヘディングでゴールに叩き込み、3-2と勝ち越した。このまま試合が終了。昌平が劇的な試合を制して、初の全国制覇を果たした。昌平は元日本代表ストライカーの玉田圭司監督就任一年目での栄冠に輝いた。
昌平高校大会の結果
1回戦 2-1 vs 尽誠学園
2回戦 4-0 vs 帝京安積
3回戦 2-0 vs 福大若葉
準々決勝 2(4PK2) vs 桐光学園
準決勝 2-1 vs 帝京長岡
決勝 3-2 vs神村学園