日本語にはない!英語にしかない、ことわざ・格言10選(翻訳者が意味を解説します)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回は日本語にない英語のことわざ・格言をご紹介します。
ことわざや格言には、日本語にも英語にも存在するものがありますね。例えば、日本語では「火のない所に煙は立たない」とよく言いますが、英語にも “Where there’s smoke there’s fire.”ということわざがあります。
今回は、日本語にはないのだけど英語ではよく使われることわざ・格言をご紹介します。
よく使われることわざ・格言であるかどうかは、私がそれぞれのことわざ・格言を英語版のGoogleで完全一致検索にかけることで判断しました。英語版のGoogleでヒット件数が多かったことわざ・格言のみを本記事ではご紹介します。
日本語にはない!英語にしかない、ことわざ・格言10選
1. “Where there’s a will, there’s a way.”
「意志あるところに道は開ける」
“Where there’s a will, there’s a way.” は「強い覚悟があれば困難があっても乗り越えることができる」という意味の英語の格言です。
2. “An ounce of prevention is worth a pound of cure.”
「予防は治療に勝る」
“An ounce of prevention is worth a pound of cure.” は「問題が起きてから対処するよりもそれを未然に防いでしまった方が手間がかからずに済む」という意味の英語の格言です。
3. “Actions speak louder than words.”
「行動は言葉より雄弁」
“Actions speak louder than words.” は「言葉よりも行動が重要」という意味の英語の格言です。
4. “Honesty is the best policy.”
「正直は最善の策」
“Honesty is the best policy.” は「たとえそれが言いづらいことであっても嘘でごまかすべきではない」という意味の英語の格言です。
5. “The pen is mightier than the sword.”
「ペンは剣よりも強し」
“The pen is mightier than the sword.” は「言葉の力は武力のそれに勝る」という意味の英語の格言です。
6. “Time heals all wounds.”
「時間が癒してくれる」
“Time heals all wounds.” は「時が経てば心の傷も癒える」という意味の英語の格言です。
7. “A friend in need is a friend indeed.”
「困った時の友こそ真の友」
“A friend in need is a friend indeed.” は「困った時に手を差し伸べてくれる友人がいたなら、その人は真の友人である」という意味の英語の格言です。
8. “Fake it till you make it.”
「できるふりから始めなさい」
“Fake it till you make it.” は「成功するまでは成功者のように振る舞いなさい」という意味の英語の格言です。
9. “With great power comes great responsibility.”
「偉大な力には偉大な責任が伴う」
“With great power comes great responsibility.” は「人は影響力が強くなるほど、背負う責任も重くなる」という意味の英語の格言です。
10. “When the going gets tough, the tough get going.”
「逆境でこそそいつが本物かどうかわかる」
“When the going gets tough, the tough get going.” は「強い者は困難な状況でも諦めない」という意味の英語の格言です。
いかがでしたでしょうか?今回は英語にしかないことわざ・格言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英語のことわざ一覧】有名な英語のことわざ・格言の意味を解説します』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものも含めて、英語でよく使われることわざ・格言を74句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
お読みいただき、ありがとうございました!