【札幌市豊平区】美しき藤の花の回廊。満開に近い藤の花言葉は「歓迎」ふわり花房が風に揺れる優雅な景色
サクラの季節が終わり、ライラックと藤の花の季節が到来。前からとても楽しみにしていた藤の花がいよいよ見ごろを迎えています。わくわくしているいろはです。
この度も記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は、札幌市豊平区平岸にある
天神山緑地(標高85m)
に訪れました。現在藤棚の藤が満開に近づきつつあるので、美しき藤の花を見に来ました。
天神藤
樹齢200年を超える北海道最古のフジとも言われており、開拓に入植した先人が道外から持ってきたものをこの地に植えたとされている。昭和44年この地を訪れた当時の原田与作札幌市長が「天神藤」と命名した。(看板より引用)
樹齢200年を超える幹
ダイナミックに縦横無尽に広がる幹・枝ですね。これからも樹齢を重ねきれいな藤を咲かせ続けてください、と願うほどです。
天神藤と刻まれた大きな石碑を前にし前進すると、爽やかな藤色の藤棚が目の前に広がります。
写真スポット
両サイドに広がる藤棚の中央に通路があり、皆さんが撮影されていた場所がここ。藤棚に向かって左側が人気の撮影スポットのようです。
こちら側から奥の和風庭園にある赤や黄色のつつじなどの花々をバックに撮影すると、藤がさらに映えてきれいです。
これから満開を迎えます
陽の当たる花穂の上の部分から咲き始めます。現在花穂の先端はまだつぼみです。開花状況は全体の7~8割ほど咲いているかな?と思います。
この花穂の先まで咲くとふわりと藤の花のボリュームが出て、最高潮にきれいな時を迎えます。
風にのって、優しく心落ち着く藤の香りがしてきます。いろははこの香りがとても好きです。
いろはの見どころポイント
今でも充分にきれいです。というのは、花穂の上の部分から咲き始めるので、上から眺めるのがおすすめ。
藤棚を通り過ぎ、和風庭園の石の階段を上ると、
絶景撮影ポイント
ここからは藤棚全体を見渡せるので絶景ポイントです。藤は下から眺めることが多いのですが、こうして上から眺めるという粋なことが出来るのは、この公園が起伏のある山の形状を利用したからでしょうか。
よく陽の当たる箇所は藤が咲き誇っています。
藤の花は遠目から見ても美しいのですが、近くで見ても雅やかです。
ぜひよきポイントを見つけてみてくださいね。
個人的には真下から藤の房を見ると、花が幾重にも重なりあう様子が美しく好きです。よかったら是非真下からも見てみてください。
影絵
この日は曇ったり晴れたりと天候が変わりましたが、その度に藤棚の様子も変わりこのような撮影が出来ました。
晴れても曇っても楽しめる天神山緑地の開花状況でした。因みに、先に咲き始めた藤の花が一部ちらりちらりと散り、影の合間に多くの花びらが落ちています。しばらくはまだまだ藤の花は見られますので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。
臨時駐車場
普段からご近隣の方が犬の散歩やウォーキングなどと利用されている人気の緑地ですが、藤の花が見ごろという事で訪れる方が多くなるので、臨時駐車場が現在使用できます。朝から警備員さんが一方通行の駐車場の整備もされているので安心してご利用ください。
駐車場内は一方通行なのでご注意ください。
【取材後記】
この度は豊平土木センターの方にお世話になりました。取材の許可をいただきありがとうございます。
長く藤棚を見たいと思っていて、ようやくいい時に見ることができ感無量でした。藤の木を大切に管理され、丁寧に養生されているからこそこれだけ美しく長生きしているのですね。いろははまた美しい藤の花を見られる日を楽しみにしております。
【取材先情報】
天神山緑地
住所 /札幌市豊平区平岸1条18丁目
アクセス /地下鉄南北線「澄川」駅 北出口から徒歩約12分
駐車場 /無料。
※こちらの情報は、2023年5月取材時のものです。
※最新の情報はご確認ください。