「りんご」を切ったら透明な果肉が…!食べても大丈夫なの?元スーパーの店員が疑問を解消!
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りんごが美味しい季節が到来しましたね。私たちの家では、りんごを頻繁に味わい、楽しい時間を過ごしています。
りんごは一年中手に入りますが、秋から冬の間に、りんごを切り開くと、果肉が下の写真のように透明になることがあります。
![輪切りしたりんご](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00602492/internal_1696807839348.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
これを見て食べられないと思う方もいるかもしれませんが、実際は全く問題ありません。この透明なりんごも非常に美味しいので、捨てずにぜひ味わってみてください。本記事では、りんごの果肉が透明になる理由を、元スーパーの青果担当の「ぱるとよ」が詳しくお伝えします。
透明な果肉のりんご、実は美味の証拠!
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透明な果肉のりんごは、その甘さの証とされています。
【透明になる理由は?】
りんごは光合成を通じて、葉から果実へソルビトールが運ばれ、これが果糖やショ糖に変わり、甘さを生み出します。しかし、低温などのストレス条件下では、ソルビトールがうまく変換されず、果肉が透明になりやすいのです。
この特徴は、熟して甘くなったりんごに特に見られ、それが美味しいりんごである証とされています。
この透明な果肉は、「蜜(みつ)」と呼ばれており、その名前はハチミツのような半透明の色から来ているようです。
蜜が入りやすい品種はあるの?
![写真のりんごの品種:サンふじ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00602492/internal_1696808032030.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
りんごの品種によっては蜜が入りやすいものと入りにくいものがあります。例えば、「サンふじ」は蜜が入りやすい品種とされていますが、「つがる」は蜜が入りにくいと言われています。
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購入される際には、品種もチェックされてみてはいかがでしょうか?また、美味しいりんごのチェックポイントも確認してくださいね。選び方のコツはこちらの記事で詳しく解説しています。
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・美味しい「りんご」はどこを見る?たった3つのポイントを、元スーパーの店員が解説
「蜜入りんご」を買いたいときは?
美味しいりんごを手に入れたいと思うのは当然ですよね。特に「蜜入りんご」は選びたいところ。では、どのようにしてこれを購入できるのでしょうか?
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最近では、一部の商品では「蜜入りんご」という表示で販売しているものもあります。この表示があれば、蜜が入ったりんごであることが確認できるので、安心して購入できますね。
また、りんごの糖度を測定すると、「蜜入りんご」は15度以上の高糖度でした。
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これは、りんごの平均糖度が約13度であることを考慮すると、非常に甘いことがわかります。
まとめ
- ポイント1:透明な果肉のりんごは甘さの証。透明果肉は「蜜(みつ)」と呼ばれ、美味しいりんごの特徴。
- ポイント2:「蜜入りりんご」は表示で確認可能。一部の商品では「蜜入りんご」の表示で販売しており、これを選ぶと確実。
- ポイント3:「蜜入りんご」は15度以上の高糖度も。品種により「蜜」が入りやすいものもあり、「サンふじ」は蜜が入りやすい品種といわれている。
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