下京区で朝食・早朝メシOK! 卸売市場近くの食堂は魅惑のおかずがズラリと並ぶたまらん空間
いつもはランチ活動に勤しんでいるこの記事ですが、たまには朝ごはんもご紹介しましょう。今回のお店は以前から知っていて、二、三度は訪れたことがあるところ。早朝からやってて、おかずも豊富、店内のレトロ感もグーという、ここ紹介しないとどこ紹介すんの!? って感じのお店なんです。では早速どうぞ。
こちらが「村上食堂」さんの店構え。どうですか、この堂々たる「食」、そして「堂」の2文字が並ぶのれんは。そしてその横には赤の「ラーメン」、青の「お食事」ときた。もうこの見た目から吸い寄せられずにはおられないオーラがダダ漏れでございます。場所は京都の中央卸売市場からすぐ。そう、市場で働く人たちの胃袋を支えるお店なんですね。最寄り駅はJRの梅小路京都西駅、西へ徒歩8分ほど。クルマの場合はコインパーキングがすぐの場所にあるので、そちらをどうぞ。んじゃ、シブのれんくぐって入っちゃいましょう。
お店入ったらいきなりキタコレ! 冷蔵ケースに入れられたおかずちゃんたちがクーリング中じゃござんせんか。お刺身とか卵料理、煮物なども入ってますね。下段には男の大瓶、おっとみんなの大瓶も鎮座しとりますばい。そんでその隣には……。
またまたキターッ! グッドルッキンおかずちゃんたちが、これでもかと編隊を組んでおります。あまりに魅力的な光景にクラクラッとしながら、おぼつかない足でまろびそうになりつつ、とりあえずテーブルで一呼吸しましょう。
めまいが収まったところで、店内どうぞ。こういう感じのTHE 食堂空間なんですわ。エエ感じでっしゃろ。そんでメニューはですね。
壁にこんな感じで貼られております。メニューだけでなく、諸注意も貼られとりますんで、合わせてご確認くださいまし。注目は「ラーメン」の上に、小さく「喜多方」と書かれてること。喜多方ラーメンをあまり存じ上げないのですが、この感じだと喜多方らーめんの醤油と味噌があるってことなのかしら? と、その下には「はすぬま」、そして「喜多方生らーめん」の文字も見えております。
定食メニューは写真付きのものも貼られてますから、こちら参考にしてもよかろうも。10時までの限定ですが、オトクそうな「朝定食」なんちゅーのもあります。だがしかし……、この日の入店時間は10時を少し過ぎたあたり。泣く泣くこちらのオーダーは見送りました。
そうそう、入り口左手のカウンター上にはこんなものも。「ご飯の小とか中とか言われてもお店によって違うやん、ましてや極小とかどんなんかわからんやん」とお嘆きの貴兄も思わずニッコリ。ちゃーんとどんぶりの大きさでわかるようになっております。これなら「やだ食べきれない!」とか「やだ足らない!」などの心配もご無用。なんだったら「やだ特大食べれちゃった」みたいな新しい発見もあるかもネ!
そしてこちらが充実の卓上調味料群でございます。「ソース」のシンプルさがまぶしいぜ。味の素、そしてごま塩がラインナップされてるところに、かゆいところに手が届くこちらの良心を見る思いでございます。
んで、今回頼んだのがこちら。中ご飯220円(だったはず、もし間違ってたらごめんなさい)、かけうどん330円、そして魅惑のオールスターキャストだったショーケースからはいわしの煮たの165円です。自分で頼んどきながらなんですが、正しすぎる組み合わせに思わずうっとり。汁物は豚汁と迷ったのですが、豚汁が270円、かけうどんが330円、差額60円となると……ツルツルッとおうどんに絡め取られてしまったというわけです。
そのおうどんは、少し細めでやわらかめの優しいお味。ご飯とイワシをモグモグワシワシ、途中でうどんをツルリンコ、と。あっという間に完食しました。
市場で働く人たちのお腹を満たしてきた「村上食堂」さん。それだけでなく、タクシー運転手の方々もよく立ち寄られているご様子。今度はおかず&ビールでリッチに行くのもいいし、そうそう気になる喜多方ラーメンについて聞いてみるのもアリですね。あ、多分ですが、朝の早い時間とランチタイムど真ん中は混雑してると思われるので、ちょっとズラしていくのがいいかも、です!
村上食堂
住所/京都市下京区西七条北東野町95
営業時間/5:00〜20:00
定休日/日曜