たった2つの工夫で家事がラクになる!家族を巻き込むキッチン収納術
こんにちは!整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。毎日の家事、自分だけ頑張っている横で夫がテレビをボーっと見ていたり、子どもがいつまでも遊んでいる姿を見るとイラッとしたり、少しは手伝ってよ…って思いませんか?食事の準備や後片付けは家族も巻き込みたいですよね。今回は、家族を巻き込むキッチン収納術を我が家の実例とともにご紹介します。
工夫1:家族が取り出しやすい仕組みをつくる
1つ目の工夫は「家族が取り出しやすい仕組み」をつくること。「収納の見える化」です。引き出し収納であれば上から見た時に、棚収納であれば扉を開けた時に前からみてパッと見える収納が大事です。
箸や食器、コップなど準備してもらいたいものは、食卓から一番近い場所で取り出しやすい高さがベスト!我が家では、子どもの背の高さを考えて、引き出しに収納しています。毎日使う家族4人分の箸やカトラリーもケースに入れてセット、ひとまとめにすることで取り出しやすくなるので、家族でも手間なく準備することができますよ。
奥行きがある食器棚であれば、よく使う食器は「手前」、あまり使わない食器は「奥」に分けて収納するのが基本です。食器、調味料、カトラリーなど、何がどこにあるのか分かる工夫をしてくださいね。
工夫2:誰が見てもすぐわかる収納
2つ目の工夫は「誰がみてもすぐわかる収納」です。「あれ、どこ?」と探すことなく、手間をとらない収納は「情報の見える化」が大事です。
例えば、収納ケースは中身が見える半透明のほうが、何がどこに入っているのか誰が見ても一目瞭然です。ただ、好みもあるので、半透明ではなく、中が見えない収納ケースが良い!という方もいるでしょう。その時に忘れてはいけないことが、何がどこにあるのか分かる工夫「ラベリング」です。
実はラベリングにも様々な種類があるのを知っていましたか?実は子どもが小さい時、塩と砂糖を英語表記にしていましたが、英語表記だと子どもが分からなかったこともあり、ひらがなに書きなおしたことがあります。文字、イラスト、色など様々なラベリング方法があるので、家族のだれもがわかる工夫をしてくださいね。
キッチングッズは使う人に合わせて選ぶ
「収納の見える化」「情報の見える化」この2つの工夫ともう一つ、家族を巻き込むのに大事な視点が「相手に合わせる」です。便利なキッチングッズは沢山ありますが、「家族にとって使いやすいかどうか」ということも大事です。以下、実際に我が家が使っているおススメのキッチングッズをご紹介します。
ニトリ 量り付きステンレス蓋ガラスパスタポット(税込407円)
蓋の穴から100グラム分しか出ないので子どもでも簡単に100グラムのスパゲッティを計量できます。計量器で量る手間が省けるので、オススメです。
セリア 片手で簡単すりきり軽量スプーン(税込110円)
すりきりが片手でできるので、不器用な家族、子どもにも使いやすい軽量スプーンです。
無印良品 シリコーンスパチュラ(税込390円)/調理スプーン(税込490円)
サイズが子どもにもピッタリ!少々使い方が荒くてもシリコーン製なので、フライパンが傷つきにくく我が家では大活躍です。
家族を巻き込むキッチン収納術をお伝えしましたがいかがでしたか?家族構成や暮らし方によって各家庭によってベストな収納方法は変わってきますが「収納の見える化」と「情報の見える化」はマストです。たった、2つの「見える化」の工夫で家族が手伝いたくなる!使いやすいキッチンに生まれ変わります。皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
田中ゆみこ 整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ
4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする【整理収納×時短家事】をご提案しています。インスタグラム(@tanaka__yumiko)では、暮らしのイライラの整え方について不定期に更新中。
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