時短家事のプロが教える!大掃除がグッと楽になる時短テクニック
いよいよ年末に差し迫ってきましたが、「大変」「時間がかかる」というイメージの強い大掃除を少しでも楽にしたいと思いませんか?今回は、掃除の時短テクニックについてご紹介します。
1.不要なモノを処分する
どこから大掃除を始めよう...と考える前に少しでも物を減らすことが、大掃除を楽に進めるコツです。
自宅にあるものを「要る」「要らない」で整理して、不用なもの、不要なものは処分、必要なものだけを収納してから大掃除にとりかかりましょう。
2.掃除の基本は「上から下」「奥から手前」
掃除の基本は「上から下へ」と「奥から手前」です。効率よく掃除を進めることで無駄な動きをする必要がなくなり、時短にもつながります。
2階建ての場合は2階から1階へ、部屋の場合は「上から下」へ掃除をしましょう。
また、ホコリは奥や隅に集まります。処分できる勝手口や玄関が手前になるので、「水まわり → キッチン → 各部屋 → 床 → 玄関」の順番で掃除をすると良いですよ。
3.汚れの性質にあった洗剤を使う
「掃除は化学」という言葉を聞いたことがありますか?アルカリ性の汚れは酸性の洗剤を、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使うことで掃除を効果的・効率的に進めることができます。
汚れの性質にあった洗剤を使わないと、汚れが落ちないばかりか無駄に時間を使ってしまうことも…洗剤の裏面を見ると、必ず「性質」の記載があるので、汚れにあった洗剤を使ってくださいね。
◎アルカリ性の汚れ(水アカ・石けんカス・アンモニア臭)には酸性洗剤(クエン酸・お酢)
◎酸性の汚れ(油汚れ・湯アカ・ヤニ汚れ・生ごみ)にはアルカリ性洗剤(重曹・セスキ炭酸ソーダ・過炭酸ナトリウム)
4.便利な掃除グッズを活用する
大掃除を楽にするには、効率的に掃除できる便利な掃除グッズが必須です。
マイクロファイバーの雑巾、細かな汚れやこびりつきなどに役立つ割りばしやヘラなど、効率の良い掃除グッズで時短を叶えましょう。
5.「予防掃除」で時短を叶える
汚れは溜まれば溜まるほど、落とすのが面倒です。大掃除が大変なのは、1年の間に溜まった汚れを一気に落とそうとするからです。
日頃の「ちょこちょこ掃除」と「予防掃除」で大掃除を楽にしませんか?
掃除がしにくい冷蔵庫の上にラップをかけたり、冷蔵庫のドアポケットにはキッチンペーパーを敷いて汚れを予防すると良いですよ。撥水コーディングスプレーもおすすめです。
まとめ
大掃除しなきゃ…と思うと億劫に感じる方も多いでしょう。チェックリストを準備したり、スケジュールを見える化することも大掃除を楽にします。
完璧を求めず、ご紹介した方法を参考にしてはいかがでしょうか。