日本人と見られる男性が、シリア北部でイスラム教スンニ派過激派組織、イスラム国（IS)に拘束され、その様子がYouTubeに公開されています。

日本人と見られる男性は頭から流血するなど負傷しており、ナイフを突き付けられ尋問を受けており、「日本から来た」、「フォトグラファーだ」と英語で受け答えをしていますが、「フォトグラファーの格好ではない！」とIS側に詰め寄られています。

この男性と見られる人物は、拘束時はシリア国内のIS支配地域にいた模様です。ISは今年6月に国家樹立を宣言し、現在はシリアからイラクにかけての広大な地域を支配下に置いています。

外務省はすでにヨルダンに対策室を設置しており、情報収集にあたっているとのこと。