暑い日が続くと、昼はさっぱりと冷たいおそばが食べたくなりますね。

今日ご紹介するのは、『和寒雪割そば』です。

店舗があるのは近文25丁目。旭川新道に近い住宅街の中です。

店名にある通り、こちらのお店は和寒町のブランド蕎麦「和寒雪割そば」が味わえるお店。

「和寒雪割そば」とは、生産量が少なく希少な和寒産の蕎麦の実を、雪に覆われたコンテナで冬期間熟成させて、さらに真冬の川にさらして甘みを増し、石臼で挽いたそば粉のこと。

その「和寒雪割そば」の生産者が開いたのが、手打ちそばのお店『和寒雪割そば』です。

開店してから12年以上経つと思いますが、すっかり人気店になっています。

軽くもりそばでもと思っていましたが、壁に貼られたオススメを見て「鴨せいろ」を注文。

鴨せいろは、神奈川県藤沢市にある「元祖 鴨南ばん 本家」が発祥とのこと。

「鴨南蛮は熱いから、夏には向かない」とお客さんに言われたことがきっかけだったというので、鴨せいろはまさに夏の食べ物かも知れませんね。

鴨肉の旨味と香り、そして長ネギの甘みをしっかりと感じる鴨汁と冷たくしめたおそばとの相性は抜群。

お店の方が塩もすすめてくれましたが、今回はすべて鴨汁につけて頂きました。

あまりに鴨汁が美味しかったので、そば湯を加えて完汁。

しかし、「鴨が葱を背負って来る（かもがねぎをしょってくる）」とはよく言ったもんで、鴨と長ネギって最高の組み合わせですね。