【名古屋市】B級グルメライターが選ぶ〜Vol.10〜クセになる一杯!ジャンキーな名古屋の麺3選
もともとジャンキーなグルメが多く存在する名古屋めしですが、麺についても同様なことが言えます。実は名古屋はジャンキーな麺の宝庫!
ということで今回は、筆者がハマってしまったジャンキーな名古屋の麺をご紹介。一度食べてしまったが最後、定期的に通わないと気が済まない一杯ばかりです。
Rつけ麺汁なし専門店(中村区)
名古屋ラーメン界を席巻する"らけいこ"の系列店「Rつけ麺汁なし専門店」さん。中毒性の高いタレと、圧倒的なワシワシ麺が織りなす絶品の「汁なし」がいただけます。麺の上に、目玉焼き・コロチャーシュー・メンマ・小松菜・もやしが載せられたシンプルな一杯です。
麺は北海道産小麦を使った自家製極太麺。いわゆる"ヤカラ麺"。超極太で縮れており、口の中で跳ね返ってくるような弾力が特徴です。麺の量はデフォルトで茹で上がりが500gあり、食べ応えも抜群!
麺をすくい上げると、汁なしの濃厚ダレが一気に香ります。この瞬間がたまりません。このタレを絡めてワシワシとした麺をいただくと、まるで脳天を突くような旨さが口の中を走ります。ナッツの香ばしさも絶妙なアクセントです。
麺とタレの唯一無二の組み合わせの虜になること間違いなし!一度食べたら、定期的に身体が欲してしまうジャンキーさを備えています。最後は山椒で味変と痺れを楽しみながら、ガッツリ完食しましょう。
<Rつけ麺汁なし専門店>
住所:愛知県名古屋市中村区竹橋町5-2
営業時間:11時~14時、18時~23時30分
定休日:日曜日
アクセス:JR名古屋駅から徒歩10分弱
横浜家系ラーメン 金山家 植田店(天白区)
名古屋を代表する家系ラーメンチェーンの一つ「横浜家系ラーメン 金山家」さん。家系らしい王道の中毒性を備えた極上の一杯がいただけます。スープは醤油と塩から選べるのですが、醤油はガツンと濃い味、クリーミーさが欲しいなら塩がオススメです!
ガッツリ食べたい時には、海苔とチャーシューが増量され、卵がついてくるMAXを注文しましょう。スープは見た目よりサラッとしていますが、一口飲めば濃厚な旨味と、少し辛めの塩分が押し寄せる感覚。このこってりとした味わいが堪りませんね。
そんな家系、食べ過ぎと分かっていても、ライスを一緒に頼まざるを得ません。スープやチャーシューも良く合いますが、やはりスープを染み込ませた海苔こそ、ご飯の最高のおともではないでしょうか。
「横浜家系ラーメン金山家」では、ライス100円でお代わりし放題なので、罪悪感を感じすぎない程度に、がっつりいただきましょう。このライスを満喫するため、麺はあらかじめ大盛りにしておかないことをオススメします!
<横浜家系ラーメン 金山家 植田店>
住所:愛知県名古屋市天白区植田3丁目1701番地 ワイズビル 1階
営業時間:11時~14時15分、17時~20時
定休日:水曜日
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅からすぐ
一陽軒(天白区)
薬膳ラーメンと称されるように、滋味深い味わいの「好来系ラーメン」。実は、天白区の名店「一陽軒」さんでは、好来系をベースに少しジャンキーに味付けをした「特上黒メンマ」を提供しています。
30本以上敷き詰められた極太メンマに、自家製マー油がかかっており、とても斬新なビジュアルとなっています。極太メンマは、店主のお父さんが営む昭和区・好陽軒譲りの一品。世代を超えて受け継がれている味わいです。このメンマの虜になるリピーターさんも多いです。
そしてもう一つのポイントは、好来系の淡麗スープと豚骨を合わせた、ここでしか食べられない「ダブルスープ」。薬膳ラーメンと呼ばれる、好来系の滋味深い味わいと、豚骨のこってり感が見事に調和しています。
そしてそこに香ばしいマー油が合わさることで、病みつきになるジャンキーさも加わるのです。他にはない唯一無二のラーメンは、先達を継承しつつ、好来系の広がりを作っています。繊細さと大胆さが共存した極上の一杯です。
<一陽軒>
住所:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目1601
営業時間:11時~14時、18時~20時
定休日:木曜日
電話番号:052-802-5525
アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅と植田駅から徒歩約10分