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【八百屋直伝】新玉ねぎの鮮度は頭を見ればわかる!?ハズレを選ばない方法を伝授

青髪のテツ野菜のプロ

春といえば新玉ねぎが食べたくなる!という方も多いのではないでしょうか。ただ新玉ねぎは普通の玉ねぎと比べて傷んでいる可能性が高い野菜です。

せっかく買っても使う時に傷んでいたら残念な気持ちになりますよね。

新玉ねぎは、普通の玉ねぎと比べて水分量が多いので、カビが生えたり腐るのが早いんです。

また、新玉ねぎは本来冷蔵保存の方が長持ちするのですが、お店では常温で販売されている場合が多く、傷んでいるものが陳列されていることも多々あります。

そこで今回は「鮮度の良い新玉ねぎの選び方」を紹介します。

鮮度の良い新玉ねぎの選び方1:頭に注目する

鮮度がいい新玉ねぎを選ぶとき、まずは「新玉ねぎの頭」に注目しましょう。

新玉ねぎは頭から傷み始めます。頭が傷み始めると徐々に柔らかくなりぶよぶよしてきます。

新玉ねぎを買うときは頭を触ってみてしっかりしているものを選びましょう。

鮮度の良い新玉ねぎの選び方2:ずっしり重い

次のポイントは「新玉ねぎの重量感」です。

新玉ねぎに限った話ではなく、野菜は収穫から時間が経つと、水分が蒸発して軽くなっていきます。

重みのあるものを選ぶことで鮮度がよく、おいしい新玉ねぎを選ぶことができるんです。

鮮度の良い新玉ねぎの選び方3:皮にしめり気がない

また「皮の湿り気」にも注目してください。

新玉ねぎは、普通の玉ねぎのように収穫後乾燥させる工程を省いて流通されているため、皮がパリッと乾燥していません。

そんな新玉ねぎは傷みがでてくると、表面から水分が出て湿り気が出てきます。そういう新玉ねぎは傷んでいたり、傷みかけているので避けるようにしましょう。

鮮度の良い新玉ねぎの選び方4:芽や根が伸びていない

最後に新玉ねぎの頭とお尻の「芽や根」に注目しましょう。

これらが伸びすぎているものは、収穫から時間が経っている証拠です。

新玉ねぎの芽や根はじゃがいもの芽のように毒があるわけではありませんが、新玉ねぎは傷みやすい野菜なので、なるべく鮮度の良いものを選びたいところです。

芽や根が伸びていないものを選ぶことで、鮮度の良い新玉ねぎを選ぶことができますよ。

新玉ねぎの選び方【まとめ】

今回は鮮度の良い新玉ねぎの選び方を紹介しました。

今回の記事の内容をまとめます。

新玉ねぎは

頭がしっかりしているものを選ぶ

重量感があるものを選ぶ

皮に湿り気がないものを選ぶ

芽や根が伸びていないものを選ぶ

これだけ意識してみてくださいね。

他にも「新玉ねぎの保存方法」も書いているので気になる方は読んでみてください。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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