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【神戸市中央区】優雅な教会カフェ「フロインドリーブ」100周年限定メニュー ベルリーナ15日まで!

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

1924年、神戸の中山手の地で、初代ハインリッヒ・フロインドリーブ、日本人妻ヨンの2人がパン店を開業してから100年を迎えた「フロインドリーブ」。1999年には、旧神戸ユニオン教会を改装し、1階がパン屋、2階はカフェとして営業。現在も神戸の人に愛されるパン、焼き菓子のお店として親しまれています。

創業100年を記念した期間限定の商品が1月から販売されていますが、3月1日~3月15日の期間限定で提供されているのが、100周年特別メニューの「ベルリーナ」。今回の記事では、フロインドリーブ本店と生クリームたっぷりの「ベルリーナ」をご紹介。14日(木)には記念品のプレゼントもありますよ!(詳細は記事下部)

フロインドリーブ本店があるのは、神戸市中央区生田町4丁目。JR三ノ宮駅とJR新神戸駅の中間あたり。加納町3丁目交差点にかかる大きな歩道橋脇にあるこの(↑)ビルが目印。ビルの角にあるローソンのところを左折して300mほど真っ直ぐ歩いたところにあります。JR三ノ宮駅からは徒歩約12分です。お店の前にはきれいなお花と100周年記念の装飾が。

1929年に建てられたゴシック様式の元教会の建物だけあって、教会の雰囲気を残すアーチの部分が素敵ですね。

レトロな階段を上り2階のカフェの入口へ。

教会の礼拝堂だったところがカフェとして使われ、今も神聖な雰囲気を漂わせています。

神戸を代表するヴォーリズ建築のひとつで、屋根は、昭和20年6月5日の神戸大空襲でが消失しましたが、昭和26年に改修され現在の木造トラスになっています。

ゴシック様式を特徴づけるこの窓と床の市松模様も素敵ですよね。

入口あたりの天井にも100周年記念の風船が飾られ、華やかな雰囲気に。

動画でどうぞ!

席につくと、クッキーでおもてなし。待っている間も開放的な優雅な空間でフロインドリーブの世界に浸れます。

美味しそうなケーキやオランダキルシュなどもありますが・・・

今回筆者が注文したのは、3月1日~3月15日の期間限定で提供されている100周年特別メニューの「ベルリーナ」

ドイツでは、謝肉祭や大晦日などお祝いに欠かせない揚げドーナツのようなお菓子です。ドイツでは中にジャムを入れるのがポピュラーですが、フロインドリーブではたっぷりの生クリームを入れ、ブルーベリーソースとあんこを添えたオリジナルメニューになっています。

全体にブルーベリーソースをかけるとこんな感じで見た目も映えますが、フォークで切って少しずつかけるほうが綺麗にいただけますよ。

これに包んで手に持って食べてもOKです。

中にはボリュームたっぷりの生クリームが!生クリーム好きにはたまりません。

あんこと生クリームでドイツの伝統菓子を和風にアレンジ。相性ぴったりの組み合わせで、美味しくないわけがありませんよね。

ブルーベリーの酸味とほのかに甘い生クリーム、そしてふわふわの揚げドーナツ。別添えのブルーベリーもたっぷりあるので、最後までこの美味しさを楽しめます。

別に注文したアイスカフェオレの下に敷かれたコースターは、フロインドリーブ創業100周年記念の可愛いデザインになっていました。記念に持ち帰ってもいいかも。

今回いただいたベルリーナは550円(税込)、アイスカフェオレは660円(税込)。平日11:30~14:00に提供のランチセットやオリジナルローストビーフサンドウィッチも人気ですよ。サンドウィッチのテイクアウトもあります。

カフェのメニューはこちらをご覧ください

1階は、焼き菓子やパンを販売するショップになっています。こちらにも100周年記念のディスプレイが。100周年記念の商品も色々あるので、手土産にもいいですね。

入口入って左の壁には、フロインドリーブの歴史を紹介する年表があります。初代ハインリッヒ・フロインドリーブ氏は、第一次世界大戦で日本軍の捕虜となり、名古屋の捕虜収容所で終戦を迎えましたが、そのまま日本に留まりシキシマ製パン株式会社に初代技師長として迎えられました。

そして、1924年に神戸の中山手でドイツパン店を開業。日本にドイツパンが広がるきっかけにもなりました。また、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「風見鶏」のモデルになったことで全国にもその名が知られ一躍有名に。神戸のパンの歴史を語る上でも欠かせない人物ですね。

建物の裏には綺麗なお庭もあります。こちらもぜひ寄ってみましょう。

動画でどうぞ!

裏から見た建物も素敵ですね。「フロインドリーブ本店」は、ヴォーリズ建築に興味のある方にもおすすめします。

庭園から正面に出たところを動画で!

フロインドリーブでは、日頃の感謝の気持ちを込め、100周年記念の様々な商品やノベルティーを企画しています。

その第2弾として、2024年3月14日(木)から、1Fのショップで1900円(税込)以上購入いただいた方に限定ジッパーバッグがプレゼントされます。無くなり次第終了です。

第3弾は8月22日(木)から。2Fのカフェにて1650円(税込)毎に、レジでクッキー入り巾着を1つプレゼント。

その他、100周年記念企画の詳細はこちらをご覧ください

基本情報
店名:フロインドリーブ(FREUNDLIEB)本店 SHOP&CAFE
住所:兵庫県神戸市中央区生田町4-6-15
営業時間:10:00-18:00 (17:00 ラストオーダ―)※変更の可能性あり
定休日:水曜(祝日の場合翌日休)
アクセス:JR「三ノ宮」駅から徒歩約12分。JR「新神戸」駅(南口)から徒歩約10分。神戸市バス「加納町二丁目」停留所から徒歩約3分。加納町歩道橋から徒歩約5分。

フロインドリーブ 公式サイト
フロインドリーブ 公式 Instagram

※営業時間・定休日は変更になる場合があります。※商品、価格は取材・撮影時のものです。※この記事に間違いがありましたら、X(旧Twitter)、InstagramのDMでお知らせください。(プロフにリンクがあります。)

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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