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王将リーグに入るのは佐藤康光九段(52)か? 糸谷哲郎八段(33)か? 9月2日、二次予選決勝

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 9月2日。東京・将棋会館において第72期ALSOK杯王将戦二次予選決勝、佐藤康光九段(52歳)-糸谷哲郎八段(33歳)戦がおこなわれます。

 佐藤九段は過去にリーグ以上19期。うち、王将位2期の実績があります。もし今期リーグ入りとなれば2015年度以来です。

 糸谷八段は近年のリーグ常連で、これまで6期参加してきました。昨年はリーグ陥落。今期は二次予選から復帰を目指しています。

 佐藤九段は稲葉陽八段、糸谷八段は黒沢怜生六段に勝って二次予選決勝まで進みました。

 佐藤九段と糸谷八段の過去の対戦成績は、佐藤3勝、糸谷8勝です。

 難関リーグ最後の枠に入るのは、はたしてどちらでしょうか。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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